〜上杉文華館〜:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
〜上杉文華館〜


.。o○o。.★.。o○o。.☆上杉文華館《贈答の定番 酒・扇》.。o○o。.★.。o○o。.☆
ただいま常設展示室内、上杉文華館では「贈答の定番 酒・扇」をテーマに展示しております。
今回は『国宝 「上杉家文書」の豊臣秀吉朱印状』をご紹介♪

天下人と鷹
 秀吉が満山(領国全体の山?)から鷂(メス)のひなどり二羽、兄鷂(オス)三羽を献上した上杉景勝への礼状。ひなどりから鷹狩に適した鷹を育てていきました。秀吉は全国の優秀な鷹の独占を図りました。特に有名な産地には確保及び輸送体制を整えています。これによって秀吉の諸大名との主従関係や天下人としての地位が確認されました。
 また秀吉の鷹狩には政治的な意味合いが強くあったとする指摘があります。多くの従者を連れた鷹狩はそのまま軍勢となりえました。したがって、他の大名の領地の近くで行うことでその大名を牽制した事例が指摘されています。鷹によって秀吉は権威を高める政治的効果をねらっていました。このような政治性は江戸幕府へも継承されていきました。(展示解説より)
 
『贈答の定番 酒・扇』8月23日(火)までです。
コレクショントークは7月30日(土)に行います。
常設展示室のチケットが必要になりますので、総合案内でチケットをお買い求めの上ご参加ください☆
お待ちしております♪

■観覧料:一般400(320)円・高大生200(140)円・小中生100(60)円
    ( )内20名以上の団体料金

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2011.07.28:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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