特別展「上杉家 葵の姫のものがたり −徳川家三姉妹の守り刀−」のみどころ紹介:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
特別展「上杉家 葵の姫のものがたり −徳川家三姉妹の守り刀−」のみどころ紹介

現在、好評開催中の

特別展「上杉家 葵の姫のものがたり −徳川家三姉妹の守り刀−」のみどころ

をご紹介します。

今回、初公開の資料が数多く展示されています。そのなかでも、近年博物館で収集し、このたび初めて展示している薙刀をご紹介します。

薙刀 銘 梅忠美平 作
叢濃梨子地葵紋唐草蒔絵 薙刀拵  一口
江戸時代(17世紀)
薙刀 長さ 44.4 反り  2.1

本資料は米沢藩四代藩主・上杉綱憲の正室紀州夫人徳川栄姫輿入れの際持参したものと伝わりましたが、その典拠はさだかではありません。

大名道具の格式を示した流麗な拵がついています。?、蒔絵、鞘覆いには菊縁葵紋が付いています。

この葵紋は高須松平家と特定でき、蒔絵が江戸後期の作風との指摘から13代藩主上杉茂憲の2番目の正室・松平幸姫持参の可能性が高くなっています。

刀身だけでなく、拵や鞘覆いも含め一式を展示しております。ぜひ、ご覧ください。

特別展の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/110aoi.htm

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238−26−8001

 

 


2019.05.09:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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