特別展「上杉鷹山の生涯~藩政改革と家臣団~」展示紹介⑥:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
特別展「上杉鷹山の生涯~藩政改革と家臣団~」展示紹介⑥


開催中の特別展「上杉鷹山の生涯」では、

有名な「なせばなる なさねばならぬ 何事も…」の和歌が記された

上杉鷹山書状(国宝「上杉家文書」)を展示中。

特徴のある丸みを帯びた文字をご覧ください。

 

この和歌は、天明5年(1785)に鷹山が実子顕孝に仕える家臣たちに贈った教育方針に記されています。

実際は教育方針として、顕孝に聞かせたい話と聞かせたくない話を七種類上げ、その最後に「なせばなる…」の和歌が来ます(写真は後半)。

教育係の家臣に、顕孝に好影響を与えるため、日頃から言動に気を付けるよう注意したのです。

お金の話や人の悪口、おいしい食べ物、軽口などなど。こんな話をしないよう、日頃の言動に気を付けるのは、難しいけれど、「なせばなる!」と伝えています。展示の初めの部分で紹介しているのでお見逃しなく!

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2021.06.04:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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