令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

 

令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 

《伊豆守護》

【展示期間】7月28日(木)〜8月23日(火)

 

 第5回目は、「伊豆守護」をテーマとして関連文書を紹介します。上杉憲顕の没後の関東管領を継いだ上杉能憲は、伊豆守護に就任しました。能憲は宅間上杉氏を継いでいましたが、憲顕の実子でした。この伊豆守護職は、能憲の没後、山内上杉氏の家督を継いだ弟の憲方に継承されました。能憲は、山内上杉氏を離れていましたが、自らの所領を憲方に譲り、さらに憲顕没後、別の弟憲春に継承されていた上野守護を憲方に継承させる遺言を残すなど、山内上杉氏の相続に大きな力を発揮し、その基盤形成に大きな役割を果たしました。伊豆もまた、山内上杉氏の重要な基盤の一つになっていきました。

 「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も展示します。1995年制作の複製で、制作当時の状況を想定したものです。

 

▼ コレクショントーク

 日時:8月7日(日)  10:00、15:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2022.07.28:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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