企画展「お雛さまの美」:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
企画展「お雛さまの美」

 

 

企画展「お雛さまの美 −雛飾りと紅花、そして「源氏物語」−



    令和6年2月9日〜4月8日
          (会期中無休)



 三月三日の節句に雛人形を飾る風習は江戸時代に生じ、その伝統は
今日まで続いています。また遡れば平安時代には、『源氏物語』の中
で「雛遊び」と書かれていることからも、人形で遊んだり飾るなどの
風習は日本に古から続く文化と言うことができます。雛人形は、時代
と共に豪華な装いや写実的な表現が加わり、その意匠も変化してきま
した。その中でも山形の雛人形は、日本海海運と最上川舟運を活用し
た紅花交易によって繁栄した豪商によって、京や江戸よりもたらされ
た華やかな文化の一つでした。
 本展では、山形の旧家に伝わる雛人形や桃の節句の飾りと共に、
日本の伝統的文化である桃の節句の歴史を紹介します。

 

 


2023.04.10:Copyright (C) 山寺芭蕉記念館
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