山寺の参道〜姥堂(うばどう):山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
山寺の参道〜姥堂(うばどう)


姥堂(うばどう)より下は地獄、上は極楽の浄土口とされ、
この世のしがらみを捨てるといった意味合いがある場所です。

堂の近くに湧き出る石浄水で心と体を清め、
新しい着物に着替えて極楽に昇り、
古い衣服は堂の本尊である奪衣婆に奉納するとされていました。

山寺の参道〜山門から姥堂へ
山寺の参道〜姥堂(うばどう)付近の清流

2007.08.15:Copyright (C) 山寺紀行 / Yamadera Blog
姥堂(うばどう)

この堂の本尊は奪衣婆(だっきば)の石像。

ここから下は地獄、ここから上が極楽という浄土口で、
そばの石清水で心身を清め、
新しい着物に着かえて極楽に登り、
古い衣服は道内の奪衣婆に奉納する。

一つ一つの石段を登ることによって、
欲望や汚れを消滅させ、
明るく正しい人間になろうというもの。

左の大きな岩は、笠岩(かさいわ)とも笠投石(かさなげいし)ともいい、
慈覚大師が雨やどりしたところとも伝えられる。
2007.08.14 [修正 | 削除]
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