▼特別展「上杉鷹山の生涯〜藩政改革と家臣団〜」展示紹介D
開催中の特別展「上杉鷹山の生涯」では、山形大学附属博物館さんからお借りして小鵜飼船の模型を展示中です。鷹山の時代に、最上川の上流域で利用された小型船です。普段は同館で常設展示されています。小さな船ですが、だからこそ浅く川幅の狭い上流域でも利用可能でした。模型では、帆や船室も丁寧に再現されています。鷹山の時代と言えば、飢饉、食糧不足のイメージがありますが、実際は多くの年は領内では米は余り気味。輸送力を強化して領外に米を売り払い、藩の収入にするために、小鵜飼船の導入などが進められました。重要な輸送拠点だった正部(白鷹町)の船着き場周辺を描いた絵図パネルとあわせて展示中です。 展覧会詳細はこちら 【お問い合わせ】 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
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2021.06.04:denkoku
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