▼特別展「上杉景勝と関ヶ原合戦」展示紹介
展示番号29『10月8日最上義光書状(東北大学附属図書館)』を簡単に紹介します。 縦9.8p、横130.8pの大きさの紙に、小さい字で長谷堂合戦の経緯や、当時の義光をめぐる状況が細かく書いてあります。展示では開いていますが、クルクルと巻くと、とても小さな形になります。 義光の周辺では、直江勢は撤退するも、予断を許さない状況は続き、また宛先である秋田実季の周辺は戦闘状態にありました。その形から、小さくして隠密に届けられたことが窺われます。 また、山形から実季の在陣した大森(横手市)まで10日かけて届けられています。まさに戦場かいくぐって届けられた書状です。展示室で、その形からそのような緊迫感を感じ取ってみてください。 皆さまのご来館を心よりお待ちしております。 展覧会詳細はこちら 【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001
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2023.06.17:denkoku
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