▼【次回展示予告】特別展「上杉茂憲 最後の藩主と米沢士族」
4月20日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。特別展「上杉茂憲 最後の藩主と米沢士族」  上杉茂憲は、弘化元年(1844)、12代藩主上杉斉憲の長男として生まれ、世子(後継ぎ)として教育を受けました。慶応2年(1866)には上洛し、京都の警備にあたりました。明治元年(1868)の戊辰戦争で米沢藩は奥羽越列藩同盟側の中心として主に越後方面で戦うも敗れ、降伏後は茂憲自ら庄内に出兵しました。同年末に斉憲の跡を継ぎ、藩主(後に知藩事)として改革に努めますが、明治4年の廃藩置県により東京に移住しました。その後は英国留学を経て、沖縄県令、貴族院議員などの公職を歴任しました。 一方、米沢では士族と密接な関係を維持して教育と産業の近代化に尽力し、明治29年には米沢に再び居を構えました。茂憲は華族としての上杉家の制度や財政基盤の整備と、古文書や刀剣といった先祖伝来の宝物類の管理を進め、大正8年(1919)に没しました。 上杉茂憲の生きた時代は、幕末から戊辰戦争に至る政治的な混乱、廃藩置県と華族・士族の創設、急速な近代化といった劇的な変化の連続でした。本展では、主に幕末から明治20年代にかけて、茂憲と米沢の士族の生き様や思い、両者の関係性、そして地域の近代化に果たした役割を紹介します。 【会期】前期:4月20日(土)〜5月19日(日)    後期:5月25日(土)〜6月23日(日)     ※展示替え:5月20日(月)〜5月24日(金) 【休館日】4月24日(水)、5月22日(水) 【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで) 【入館料】一般800円(640円)/高大生500円(400円)/小中生300円(240円)    ※( )は20名以上の団体料金    ※常設展とのセットのみ販売  ♦入館料無料の日 5月5日(日・祝)    こどもの日 高校生以下無料! 5月18日(土)     国際博物館の日 どなたも無料! 【ギャラリートーク】展示解説 ※申し込み不要 日   時 : @「ここに注目!展覧会の見どころ」  4月20日(土) 14:00〜         A「戊辰戦争と上杉茂憲」       5月25日(土) 14:00〜         B「上杉茂憲と近代の米沢」      6月22日(土) 14:00〜 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室 定   員 : なし 参 加 費 : 特別展入館料 担当学芸員 : 佐藤 正三郎 【講演会】 ※事前申込制 3月28日(木)9:00から受付開始「大名華族と地域社会」 日   時 : 5月11日(土) 14:00〜 会   場 : 伝国の杜 2階大会議室 定   員 : 120名 参 加 費 : 無料 講   師 : 中央大学文学部教授 宮間 純一 氏  お申し込みは 申込TEL:0238-26-8001         申込Mail:welcome@denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp   ※メールでお申込みの際は、聴講される方全員の【名前、住所、電話番号】を明記してください。 【伝国の杜ファンクラブ事業】 ※事前申込制 4月16日(火)9:00から受付開始「再発見!幕末明治の史跡探訪」 石碑や絵図などを読み解きながら米沢城跡を歩き、幕末・明治に活躍した士族と城跡の変化などを探ります。 日   時 : 6月1日(土) 13:00〜15:30 定   員 : 30名 対 象 者 : ファンクラブ会員と同伴者1名 参 加 費 : 500円  ※伝国の杜ファンクラブの詳細はこちら 【米沢市上杉博物館・上杉伯爵邸連携企画】「タイムジャーニー上杉茂憲〜邸宅と宝物〜」 上杉茂憲の事績と宝物管理についてパネルなどで紹介し、現在に受け継がれてきた上杉家の文化財を振り返ります。期 間 : 4月26日(金)〜6月23日(日) ※休館日・見学可能時間は各施設によります。  特別展の主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。 皆様のご来館を心よりお待ちしております! 【お問い合わせ】 米沢市上杉博物館  0238-26-8001
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2024.03.26:denkoku

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