黄砂も過ぎて、蔵王竜山。:ヤマガタンAnnex|山形のスポーツ
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黄砂も過ぎて、蔵王竜山。
2010.03.22:Copyright (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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私個人ではなんとも出来ない事であるが、
昨日遭難したボーダー2人の事がどうも気になっている。
樹氷原でこの天気では、寒かろうな。
気が萎えると、風を背負ってしまいたくなるしなぁ。(宮城県の方に降りてしまう)
まだ若いし、雪堂掘って凌いでるんだろうな。
雲が晴れれば方向も判る様になるし、ヘリも飛べるんだろうけど。。。
実は、中学生の時にかなり不安な思いをした事がある。
その頃はよく独りで蔵王にスキーに行ってたのだが、朝、ゴンドラが動き出すのを待って、あまり人がいないうちに地蔵からひと滑りしてくるのが好きだった。
その日は視界が100mもなく、早朝でもあり、
他のスキーヤーは2・3人で、彼らもすぐに視界から消えた。
私は、なにを勘違いしたのか? 地蔵から滑り出した方向が、
コース(ザンゲ坂)とは全く逆の方向の、
八方沢の方へ200mほど降りてしまった事がある。
調子よく滑って行ったのだが、
なんだか周囲の雰囲気がちょっと違うな・・・と気が付いて、
とりあえずお地蔵様の方向にスキーを担いで戻ってみたから、難を逃れた。
当時は、八方沢の方に迷うと帰れないというのが定説だった。
(今はロープが張られていてその方向には行けない様になっているが)
後で考えると、本当にぞっとする。
昨日のボーダー2人の無事を祈る次第だ。