▼★蔵王山系雁戸山上空に<太陽柱>が。
日の出時刻 06:40の6分後頃に、蔵王山系雁戸山上空に<太陽柱>が上った。
非常に稀な大気光象で、Wikipediaに拠ると、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」に登場する「天気輪の柱」のモデルになったという説もある、との事。ま、長生きはしてみるもんだ。(笑)
<太陽柱>は「sun pillar」とも言われ、氷晶が関係するらしい。今朝は、平地でも−7℃程度まで下がった様だし、風も弱かったので、雁戸上空であれば当然ながらダイヤモンドダスト状態だったのだろう。
そういえば、もう20年も前の話になるが、一度だけ<金色のダイヤモンドダスト>に囲まれた経験がある。
場所は、蔵王山系坊平(現:蔵王ライザ)の「ぶな平」。
時刻は、2月下旬か3月初旬の夕方4時近く。
気象条件は、北西の弱い風。晴れ。西の空はオレンジ色の夕焼け状態。
気温は、不明だが、ダイヤモンドダストが出来ると言われる−10℃以下。
要は、夕焼けの強いオレンジ色の光がダイヤモンドダストに当って金色に輝いたのだが、周囲360度、まるで金粉がキラキラと舞っている中をスキーで滑り降りるっ、という感じだった。
スクールを終えたインストラクター達がぼちぼちと集まって来て自主練習をする時刻だったのだが、コブを思い切りジャンプしては、その金色のダイヤモンドに吸い込まれていく後ろ姿が、涙が出るほど美しく幻想的だったのを記憶している。
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2010.02.05:shidareo
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