悲しいニュースについて:山辺専攻科一期生

山辺専攻科一期生
悲しいニュースについて
自殺のニュースがひっきりなしに流れていたのは、
先月の中旬から下旬にかけてのことだろうか・・・。

ニュースに取り上げられなくなっただけで、
今も私の知らないところでそういう現実があるのかもしれない。

自分で自分の命を断つ・・・こんなに悲しいことはないと思う。

生きていればもっと楽しいことはきっとあるし、
大事なものも増えていくと思う。
死にたくなくても、もっと生きていたくても
死んでいく人もいるし。

だけど、自殺を選んでしまう人にとっては、
それが一番最良の道だと思ってしまうんだろう。

人はやっぱり一人では生きていけない。
一人じゃないから、ずっと生きてこれたんだと思う。
だから、決して「自分は一人だ」なんて悲しいことを言わないで欲しい。
自殺を選んでしまう前に声をあげて、
一人じゃないことを確認できたらいいなと思う。
あなたがいなくなって悲しむ人はこんなにいるんだよって。

私は母性実習とかで出産を見せてもらって、
命の素晴らしさとか、生まれてくることの奇跡を学んだ。
お母さんの頑張りがあって、お父さんの強さがあって、
周りの人の願いとか、お医者さんや助産師さんのお手伝いがあって、
「私」は生まれてきたんだなって思った。

こういう命の誕生を、犯罪者や自殺を選んでしまう人に見せたいなって思った。
そしたらきっと自殺や、人の命を奪う犯罪は絶対減るのに・・・



って、今日は深く語ってしまったけど、
助産師を目指す私としては、
どんなことがあっても命を大切にして欲しいなって思うのでした。


2006.12.07:Copyright (C) momo note
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