▼血液凝固
血液凝固には二種類の発生機序があるのは知ってますか?
知らない人も・知ってる人も
イメージしながら読んでみてね

まず一次止血について
一次止血の主体はなんといっても血小板
怪我をしたとき
血管内皮細胞の損傷に反応して血小板が凝集・結合します
その一方で血小板自身が活性化して血小板を集めたりもします
これで一次止血は完了

つぎは二次止血
二次止血を行うのは血液凝固因子
特に血液凝固に重要な凝固因子は
@第]因子
A第U因子(プロトロンビン)
B第T因子(フィブリノゲン)
※わたしの中で@のイメージは お父さん むらさき色 Mr,X的な
 Aのイメージは 次男 緑色 お父さん子 甘えんぼ
 Bのイメージは 長男 赤色 活発で行動派 釣り好き
      みんなのイメージは?
さて、凝固因子は内因子外因子に分けられます
内因子は血管内皮の中に存在する凝固因子
血管が損傷することによって血液中に入って機能を発揮します
外因子は血液中に存在する凝固因子
血管障害に反応した凝固因子は、まず第]因子を活性化第]因子に変換します
つづいて、活性化第]因子はプロトロンビンに作用してトロンビンに変換させます
そしてトロンビンはフィブリノゲンに作用してフィブリンに変換させます
(つまり、お父さんは甘えん坊の次男に、次男は活発な長男に「ねえねえ、ちょっとここらで活性化でもしませんか」なんてけしかけるわけですね)
フィブリンは凝集・結合して網状構造をとりフィブリンネットを形成します
そしてネットには赤血球や白血球やらが絡めとられて血餅が作られます
(釣り好きなおにいちゃんが網で魚を大量に捕まえるイメージで)
これで血液凝固は完了
あとは創傷治癒の過程に沿って皮膚が完全に治癒するのを待つばかり

手元に資料が何もなくて記憶だけを頼りに書いてみたのでかなりあいまいになってます
この記事を読んだ人は「分かりにくいよ」とか補足・訂正・感想などなどコメントお願いしますね(・ω・)ノ


2009.11.20:ab

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