戴帽式から約1年。専攻科にきて初めての実習。初めての県立中央病院での実習。
できることが少しずつ増えて嬉しさを感じる一方、それぞれ違う病棟で、違う疾患に苦しむ患者さんと関わらせていただくなかで、患者さんに必要なことはなんだろう、自分にできることはなんだろうと考えながらも、日々急速に変化していく患者さんの状態についていくので精一杯な自分と看護師さんを比べると、
「ああ、所詮学生は学生なんだなあ。」「無力だなあ。」
と感じる毎日でした。
そんな中、ある日患者さんから
『あっという間だねえ、一番つらい時からずーっと一緒にいて、今は手術も終わってこん なに良くなって。ありがとうね。私あなたのこと一生忘れないと思う。』
と声をかけていただきました。
ぎゅっと握ってくださった手がうれしくて、ああ3週間無駄じゃなかったんだな、頑張っていい看護師になろうと強く強く思いました。
ご自身もつらい中で、私たちのような未熟な学生に学ぶ機会を与えてくださる患者さんへの感謝を忘れず、残りの実習もできることを精一杯頑張りたい。
戴帽式から約1年。専攻科にきて初めての実習。初めての県立中央病院での実習。
できることが少しずつ増えて嬉しさを感じる一方、それぞれ違う病棟で、違う疾患に苦しむ患者さんと関わらせていただくなかで、患者さんに必要なことはなんだろう、自分にできることはなんだろうと考えながらも、日々急速に変化していく患者さんの状態についていくので精一杯な自分と看護師さんを比べると、
「ああ、所詮学生は学生なんだなあ。」「無力だなあ。」
と感じる毎日でした。
そんな中、ある日患者さんから
『あっという間だねえ、一番つらい時からずーっと一緒にいて、今は手術も終わってこん なに良くなって。ありがとうね。私あなたのこと一生忘れないと思う。』
と声をかけていただきました。
ぎゅっと握ってくださった手がうれしくて、ああ3週間無駄じゃなかったんだな、頑張っていい看護師になろうと強く強く思いました。
ご自身もつらい中で、私たちのような未熟な学生に学ぶ機会を与えてくださる患者さんへの感謝を忘れず、残りの実習もできることを精一杯頑張りたい。