実習で最も印象に残ったこと:山辺専攻科12期生

山辺専攻科12期生
実習で最も印象に残ったこと

 私が一番印象に残ったことは、実習日の最終日です。

実習が終わる30分前に、受け持たせていただいた感謝とお別れを言いに病室を訪ねると、患者さんが「おなかが痛い」と訴えていました。昨日も患者さんは痛いと訴えていたので、その時はおなかをさすっていたりしていたのですが、だんだんと声も大きくなり、興奮状態でした。私はどうしたらいいかわからず、看護師さんに相談し、バイタルサインをはかりました。しかし、値はどれも正常で私はさらに困惑し、ただ患者さんの傍にいることだけでした。

そのあとは、看護師さん達が患者さんの話をきいてあげると、おなかの痛みは思い込みで精神的なものからきているのが原因でした。私は、患者さんの表面上のものばっかりを見てしまい、患者さんが今どう思っているのか、何を考えているのかを精神的面に、もっと見ていかなければいけないと感じました。

次の実習はこの経験を活かし頑張っていきたいです。

 


2016.12.16:Copyright (C) ライオンノート
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