第12回 米鶴酒造田植え祭り 報告レポート :米鶴コミュニティ
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田植え祭り前の一週間はあいにくの天気が続きましたが、当日は好天に恵まれ、田植え日和となりました。
ここで当日撮影させていただいた写真を交え、田植え祭りの様子を振り返りたいと思います。
午前9時の受付開始と共に、多くのお客様にお出で頂きました。
午前10時から安久津八幡神社宮司による祈祷が始まり、田植えの安全、豊作を願いました。
続いて、居合道による奉納演武がございました。
居合演武に続いて、稚児による田植え舞が披露されました。
新緑に赤い稚児衣装が鮮やかでした。
田んぼに入る前に、醸造課の志賀から今回の苗である幻の名品種「亀の尾」の説明と、植え方のポイントやコツなどのアドバイス。
アドバイスを聞いたら、いよいよ田んぼに入っていきます。
今年は安全面を考慮して、軍足(厚手の靴下のようなもの)を履いて田んぼに入り、田植えを体感していただきました。
係員が目印となるラインを引っ張り、合図の掛け声・太鼓に合わせて植えていきます。
大人も子供も、田植えの経験がある・なしも関係なく、皆さん田植えに没頭していらっしゃいました。
今回は、真ん中でピッタリ植え終わることができるでしょうか?
(端から植えていきますので、真ん中で終わればバランス良く植えられた、ということになります!)
どんどん向かい側との間隔が狭くなり…
田んぼの真ん中ではち合わせできて、無事田植えは終了!
皆さんお互いに「お疲れさま!」と声を掛け合っておいででした。
ここで、田植えに使ったものと同じ苗を使っての「バケツ栽培」の説明も行われました。
秋に行う収穫祭では、バケツ栽培の出来栄えを競うコンテストを開催し、優秀な栽培者には表彰状と賞品が進呈されます。
今年の最優秀賞は誰が獲得するのでしょうか?
田んぼの泥を綺麗に洗い流したら、米鶴のイベント恒例「なおらい」の始まりです。
「乾杯!」の音頭を皮切りに、テーブルからは笑い声が聞こえていました。
今回田植えされた稲「亀の尾」は、10月の収穫祭で刈り取り、来年2月の仕込み体験を経て新酒となります。
逞しく育ってくれることを願って、田植え体験レポートとさせていただきます。
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