第11回 米鶴酒造田植え祭り レポート:米鶴コミュニティ
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田植え祭り前の一週間はあいにくの天気が続きましたが、当日は晴天に恵まれ、絶好の田植え日和となりました。
さて、ここで当日撮影しました写真を交えて、田植え祭りの様子を振り返りたいと思います。
当日は見事な青空が広がりました。午前9時の受付開始と共に、多くのお客様にお出で頂きました。
午前10時から安久津八幡神社宮司による祈祷が始まり、田植えの安全、豊作を願いました。
続いて、居合道による奉納演武が行われました。
演武を行ったのは、当社総務の中川です。
真剣を使った演武に、場の空気もピンと張りつめていたようでした。
居合演武に続いて、稚児による田植え舞が披露されました。
新緑に赤い稚児衣装がよく映え、鮮やかなコントラストが印象的でした。
田植え舞の最後には、舞によって祈願した餅が撒かれ、参加者の方がキャッチしようと手を伸ばされていました。
田植えを前に、醸造課の志賀から今回植えていただく苗、幻の名品種「亀の尾」の説明と、植え方のポイントやコツなどのアドバイス。
アドバイスを聞いたら、いよいよ田んぼに入ります。田んぼには裸足で入り、素足で泥を踏む感覚を体感していただきました。
係員が示すラインを目印に、合図の太鼓に合わせて植えていきます。
田んぼの両端から同時に植えていき、最後は真ん中ではち合わせる予定で進みます。
子ども達の、元気いっぱいの笑顔がまぶしい!思わずこちらも笑みがこぼれます。
大人の方も、田植えの経験がある・なしに関係なく楽しまれていたようです。
約1時間かけて、無事田植えは終了!
皆さん、本当にお疲れ様です。
ここで、田植えに使ったものと同じ苗を使っての「バケツ栽培」の説明も行われました。
秋の収穫祭では、バケツ栽培の出来栄えを競うコンテストを開催し、優秀な栽培者には表彰状と賞品が進呈されます。
今年の最優秀者は誰になるのでしょうか?今から楽しみです。
田んぼの泥を綺麗に洗い流したら、米鶴のイベント恒例「なおらい」が始まります!
「乾杯!」の音頭を皮切りに、それぞれのテーブルから笑い声が聞こえてきます。
一仕事終えた後のご飯は、一段と美味しいですよね!お酒も、いつもより早いペースで進んでしまったり…
盛り上がりが最高潮になるころ、これまた恒例のジャンケン大会の時間がやってきました。
勝てれば賞品をゲットできるチャンスとあって、皆さん真剣そのもの。ゲットされた方、おめでとうございます!
「なおらい」は、蔵元らしく『吟醸酒締め』でお開きに。
今回田植えされた稲「亀の尾」は、10月の収穫祭で刈り取られて、来年2月の仕込み体験を経て新酒となります。
気が早いようですが、今から収穫が待ち遠しく感じます。
逞しく育ってくれることを願って、田植え体験の報告とさせていただきます。
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