▼米鶴の酒づくり vol.3 〜 〈高畠町酒米研究会 代表 佐々木 一〉
酒造メーカーと共に、
生産技術と生産能率の
向上を図ります。沿革

平成3年に組織化し、二井宿地区並びに高畠地区の生産者により構成されています。酒造メーカーとの契約栽培を中心として生産技術と生産能率の向上を図ることを目的としています。

 取り組み状況

〈重点事項〉
1) 実証圃の設置
2) 生育指標の確率
3) 圃場巡回指導の実施
4) 酒米生産地の視察、研修会を実施
5) 品質向上(等級比率)

 栽培状況(平成23年)・美山錦   450a
・出羽燦々  1800a
・亀の尾   200a
・亀粋    200a
・出羽の里  350a
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 合計    30ha (10a=1反=1,000u)(1俵=60kg)酒米研究会のあゆみ 昭和58年 高畠地区5名の会員で山田錦、五百万石の作付けを始める。
山田錦は収量、品質が劣るため1名の栽培者を残し次年度の作付けを断念する。
五百万石は継続作付け 昭和59年 8月に山形県酒造適性米生産振興対策協議会発足
ササニシキの栽培が不適でキヨニシキの栽培可能な地域13農家に「美山錦」委託栽培する。 昭和60年 長野県より「美山錦」の種子を購入し会員10名で作付け開始、
県工業技術センターで、60年産「美山錦」を使用し普通酒の製造試験を実施する。 昭和62年 二井宿酒米研究会18名で発足する。面積344a

先進地視察を始める長野県へ。成育調査開始保存する。
玄米の品質判定会を開き、上位に賞品をだすようにする。
「亀の尾」栽培開始
高畠 400.5俵  二井宿 331俵  合計731.5俵出荷 昭和63年 会員数 両地区で38名、1,029.5俵の出荷
千粒重、容積重、心白率の測定を始め毎年記録として保存 平成2年 仮称「亀粋」高畠町二井宿で栽培、品質は良好
千粒重 27,5g  容積重 800g  心白率 81%
会員数両地区で36名 1,303俵出荷 平成3年 高畠、二井宿酒米研究会を合併し、高畠町酒米研究会とし設立する。
会員数 40名  1,328俵出荷 1,758aとなる。
3月に「亀粋」として品種登録を出願する。 平成5年 大冷害の為収量半減 会員数 34名 740俵出荷
8月 登録番号 第3632号「亀粋」として品種登録される。 平成6年 昨年とは異なり猛暑で水不足に悩まされ、主食米の等級が下がったが
酒米は作付け最高の品質で二井宿地区より特1等米に格付けされました。
会員数 38名 1,459俵出荷 平成10年 東北電力開発米「星あかり」栽培 平成16年 山形酒86号「出羽の里」栽培 平成18年 酒米コンクールで県知事賞受賞(佐々木一氏)、酒米協議会会長賞受賞(大浦健一氏) 平成19年 研究会の酒、純米酒「豊穣の里」発売
JA山形おきたま総代会で優良生産組織として表彰される。 平成20年 酒米コンクールで全農山形本部運営委員会長賞受賞(高橋祐一氏)美山錦 平成21年 酒米コンクールで全農山形本部運営委員会長賞受賞(大浦清夫氏)出羽の里 平成23年 酒米コンクールで全農山形本部運営委員会長賞受賞(高橋和浩氏)美山錦
2014.01.01:yonetsuru

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