コレクション展 展示品紹介:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
置賜文化フォーラム |
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現在開催中のコレクション展「初公開 上杉家ゆかりの名品と地域の歴史を語る資料」から、注目の資料をご紹介します。展示の最後のコーナーでは、明治時代以降の、米沢出身の政治家や学者、社会の変化について紹介しています。
解説
平田東助写真 1枚
写真乾板
大正年間(20世紀)
16.3×12.0
平田東助上奏文草稿 1枚
明治時代(19世紀)
16.5×49.0
2016年度 寄贈(平田東助関連資料)
平田東助は米沢出身の官僚、政治家です。藩医・伊東家に生まれ、大学南校(東京大学の前身)、さらにドイツで学び、内務省に勤めます。その後は法制局部長、貴族院議員、農務大臣、内大臣などを歴任しました。
コートを着て立つ全身像の写真乾板と、枢密院の役割に関する上奏文(天皇への意見書)草稿を展示しています。
平田東助関連資料
遺族から寄贈された勲章、写真、草稿、家族の書簡など26件です。彼の資料は大部分が関東大震災で焼失したため、現存するものは稀少です。
本展示は1月14日までです。ぜひご覧ください。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238−26−8001