こども狂言クラブお稽古の取材【米沢市】伝国の杜:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
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こども狂言クラブお稽古の取材【米沢市】伝国の杜
2013.10.15:Copyright (C) 置賜文化フォーラム
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10月13日(日)に行われた「伝国の杜こども狂言クラブ」のお稽古の取材に伺いました。
こども狂言クラブの活動には、毎回密着させて頂いています。
お稽古の都度、上達していく子ども達の努力を毎回感じています。
この日は、和泉流狂言師の山下浩一郎先生のご指導のもと、演目ごとに分かれてお稽古を行いました。
◆お稽古演目(お稽古順)
狂言「盆山(ぼんさん)」
小舞「七つ子(ななつご)」
小舞「風車(かざぐるま)」
狂言「鐘の音(かねのね)」
狂言「仏師(ぶっし)」
お稽古の様子をお伝えいたします。
◆小舞「七つ子」
小舞「七つ子」は、謡を1人ずつ確認していき、この日から舞の型を覚えました。
「七つ子」を全員謡えるようになる、という年間目標に沿って、
小舞「宇治の晒」のクラスの子も「七つ子」の謡を一緒にご指導いただきました。
◆小舞「風車」
小舞「風車」は、
前半に、謡の稽古をし、
後半に舞の型をご指導いただきました。
舞の中には、”急回り”といわれる動作があり、
全身を使い、空中で回りながら着地するという難しい動きもあります。
最後には弓矢を引く動作もあり、格好良いです。
◆狂言「鐘の音」
狂言「鐘の音」は、
セリフを読みながら、狂言の動きをご指導いただきました。
ひとりで演じきる非常に難易度の高い狂言です。
12月に控えている今年度の中間発表に向けて頑張っています。
◆狂言「仏師」
狂言「仏師」は、セリフ読みを行いました。
山下先生のあとに続き、発声方法や発音を確認しながら、ご指導いただきました。
日中から日が暮れるまで、半日みっちりお稽古を行いました。
小中高生とはいえ、立派な演者です。
狂言の発声方法でお腹から声を出し、更に動きも合わせなければなりません。
沢山の演目を覚えなければならないですので、自主稽古を含め、子ども達ひとりひとりの並々ならぬ努力があると思います。
今年度習っている演目の、お稽古の成果を披露する、発表の日が待ち遠しく思います。
そして、伝国の杜こども狂言クラブは、来月11月17日(日)に酒田市にて狂言の発表会に出演します。
詳細は下記となります。
平成25年度県民芸術祭参加事業
平成25年度第57回酒田市民芸術祭参加事業
希望ホール開館10周年記念
「明るく楽しい笑いの舞台 第2回 酒田の狂言」
主催:八十二翁 三人の会
後援:酒田市教育委員会 他
期日:平成25年11月17日(日)13:00開場 13:30開演
会場:酒田市総合文化センター
料金:入場料500円
内容:松山能松諷社 狂言「附子」
松山小学校狂言クラブ こども狂言「盆山」
伝国の杜こども狂言クラブ こども狂言「佐渡狐」
八十二翁 三人の会 新作狂言「濯ぎ川」
置賜文化フォーラム編集員の文化リスがお送りしました。
○取材日 平成25年10月13日(日)
場所:伝国の杜 大会議室(米沢市)
○取材協力 伝国の杜こども狂言クラブのみなさん
ご指導者 和泉流狂言師 山下浩一郎さん