上杉文華館 贈答〜重陽の節句:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
置賜文化フォーラム |
上杉文華館 贈答〜重陽の節句
2011.08.25:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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8月25日(木)から9月27日(火)まで、「重陽の節句」というテーマで展示を展開しております。
画像は展示品の『国宝 上杉家文書「豊臣秀吉朱印状」』です。
秀吉に小袖と初鮭、そして若君に小袖を贈った上杉景勝への秀吉の礼状。
小袖は重陽の定番の贈り物であり、鮭は平安時代以来の名高い越後の特産で、まさに秋の味覚でした。
臣下である景勝が主人の秀吉に贈答を行うことはその主従関係を確認する意義を持つ行為でした。そして、それは秀吉に留まらず、その跡を継ぐであろう子の鶴松にもなされていました。鶴松は天正17年5月に生まれました。この書状が天正18年とすれば満一歳の赤ちゃんということになります。幼児とはいえ、秀吉の後継者に対して贈答することによって豊臣家に従属する意思を明らかにしたと言えます。
ここに景勝の相当の気の使いようをみてとれます。贈答が持つ意味は想像以上に大きかったといえます。(展示解説より)
コレクショントークは8月27日(土)!!
コレクショントークをお聞きになる方は、常設展示室の入館券をお買い求めの上、ご参加ください☆
■観覧料:一般400(320)円・高大生200(140)円・小中生100(60)円
( )内20名以上の団体料金
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001