特別展 展示品紹介:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
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花粉も飛びはじめて、”春がキター!”というかんじです
ハッ--ッ(*゚Д゜)(っ*`з´)っ・:∴クション
さて!4月14日(土)から『特別展 上杉鷹山の財政改革 〜国と民のしあわせ〜』開催中です☆
今回展示中のものをいくつかご紹介いたします。
まずは、『上杉鷹山書状』(「なせばなる」)
思ったより長い・・・(;´゚Д゚)ゞ
著名な和歌「成せば成る・・・」が記された文書です。国宝「上杉家文書」に伝わったもので、一般的に知られているものと使われている文字に一部違いがあります。天明五年(1785)、上杉鷹山は35歳の若さで隠居し、世子(跡継ぎ)顕孝、側室お豊の方とともに、米沢城三の丸の屋敷に移りました。そこは餐霞館あるいは城の南にあたるので南亭と呼ばれました。餐霞館に移ると、鷹山は11代藩主になる予定の実子顕孝の教育係に指導方針として一篇の書を示しました。「壁書」と呼ばれるものです。本資料はその写と考えられます。孟子の故事を引き、若殿顕孝に接する時の基準にせよと、14カ条を挙げて説明しています。慎みを持つことや立派な武士、重臣の先祖、農民の苦労など聞かせてやってほしい話、7カ条、一方で聞かせない話として損得をめぐることや食べ物の味など7カ条を挙げています。その最後に、
成せば成る 成さねば成らぬ
何事も 成らぬは人の
成さぬ成けり
の和歌がありました。
自らの心得・教養、家臣や民衆の気持ちを理解することなどを重視し、一方で贅沢につながることや、根拠がよく分からないようなことに興味を持たせないように配慮した内容となっています。(展示解説より)
さてさて次は〜♪
『遊具・弾弓(上杉鷹山拝領)』
天明5年(1785)、6代善富の死によって、養子の万之丞(7代三左衛門善映)が10歳で家督を継ぎました。翌6年10月7日、万之丞は上関分家の渡辺儀右衛門と米沢城に登城しました。その折、万之丞が幼少で退屈であろうと、鷹山が幼い時に使用した遊具「弾弓」を一揃贈りました。さすが大名家の遊具で、精巧なミニチュアです。鷹山の心遣いと金主渡辺家へ対する厚遇が窺えます。万之丞は相続した際養父善富と同じく、知行250石、5人扶持を米澤藩から支給されましたが、翌6年12月13日には、450石と禄高が倍増されました。それには『上杉家御年譜』が「重キ御内用御頼ニ付」と伝える理由が推測されます。重き御頼みとは、この年以前に藩が借金していた、金1万1360両を無利息、年賦償還にするということでしょうか。(展示解説より)
この他にもご紹介したい展示がたくさんございます!
また、今年のGW中、「国宝 上杉本 洛中洛外図屏風原本」の展示もしております☆
原本展示は4月21日(土)から5月22日(火)まで!ぜひ上杉博物館に足を運んでみてください。
『特別展 上杉鷹山の財政改革 〜国と民のしあわせ〜』
< 期 間 >4月14日(土)〜6月3日(日)
<休 館 日>5月23日(水) ※4月25日は開館予定
<開館時間>9:00〜17:00(入館は16:30まで)
<入 館 料(企画・常設展示室一体型)>
一般600(480)円 高・大学生400(320)円 小・中学生250(200)円 ( )団体20名以上
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238−26−8001まで