縄文土器と縄文食体験【長井市】長井市教育委員会:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
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縄文土器と縄文食体験【長井市】長井市教育委員会
2012.10.31:Copyright (C) ☆置賜文化フォーラム☆
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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。
本日は長井市教育委員会を訪問させていただきました。
今年の9月に企画された「縄文土器作りと縄文食体験」の企画についての資料を頂戴してきたのです。
うさぎ妃は、この企画には参加していないのですが、非常に興味があり、
資料だけでも紹介したいとの願いに長井市教育員会の担当の方が答えて下さり、
ご許可を頂きましたのでご紹介させていただきます。
この企画は毎年行っているそうです。
今年の企画はいつ、どこで実施したのか?
「縄文土器作りと縄文食体験」
第1回目 日程)2012年9月22日(土)
時間)午前10時から午後3時まで
内容)土器の形づくり、文様つけ
第2回目 日程)2012年10月6日(土)
時間)午前10時から午後3時30分まで
内容)土器の野焼き、縄文食づくり
場所)長井市古代の丘資料館
長井市草岡2768-1
電話 0238-88-9978
1回目でつくった土器をかわかし、2回目で野焼きをし、その土器で食事をつくったようです。
参加は子どもたちがほとんどだそうですが、とてもよい体験だったと思います。
子どもだけではなく、大人も体験してみたい企画ですね。
土器はどのようにつくるのでしょう?
土の粘土を太いヒモのようにのばし、積み上げて形をつくり、表面に文様をつけるようです。
形をつくった土器はしばらく乾燥させてから野焼きです。
手づくりの完成した土器でご飯を炊き、汁物もつくったそうですよ。
ご飯の釜戸も手作りです。
炊飯器のスイッチをポンと押すだけの現代社会からはかけ離れた手間のかかる作業ですが、
子どもたちはなぜか喜んだようです。
もちろんのことながら現代社会のようにテレビやパソコンはなく、食べることが生きることの基本の古代では、
1日の時間すべてを食べるために生活しているようなものですから、
美味しく食べるために、いろいろと手間をかけて工夫をしたのでしょうね。
土をこねた粘土を野焼きしただけの器で汁がこぼれないのか心配ですが、
全く大丈夫のようで、おいしそうな料理が完成して皆で楽しくいただいたそうです。
あ〜やっぱり参加したかったな。
縄文の人がどのような生活をして、どのような食べ物を食していたのかを
置賜文化フォーラムでは宝記事として準備を進めています。
「押出遺跡と縄文クッキー」
米づくりが始まる前の縄文時代の主食はクッキー状の焼物だったそうです。
近日中に公開予定ですので、楽しみにしてくださいね。
よろしくお願いします。