金沢旅行:生涯学習ノート
生涯学習ノート |
金沢旅行
2010.03.03:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
金沢も良いところですね
びっくり
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目的は私の古希の祝い兼ねて友交を温めること
私のがんのことを考えて、集会の名前を大げさに「一期一会の会」とした
3人のうち1人は研修の講師やコンサルタントをやっている62歳のYさん。
大阪に事務所を構えて活躍している
10年ほど前に社内幹部研修の講師として依頼し一緒に研修を行いそれ以来の付き合い 1
2人目のTさんは同じ会社の研修部で働いた仲で、今47歳 金沢で勤務している
一緒にベトナムや中国へ旅行に行った。ベトナムは3人で行ったが中国は2人きりである
私のせっかちなところなど旅の中で掴み取ってしまっている
金沢へ行くと決めてから分かったが、仙台、小松間は一日一便しかない
それも仙台から小松行きは17:20発で小松、仙台行きは19:00発で夜間のフライトである
一泊目、金沢の街に着いたのは夜の8時
Tさんが行き付けの割烹風の店に案内してくれる
お座敷とカウンターが組み合わさっている店でいかにも金沢らしい店
カウンターの向こう側は座敷になっており屏風に囲まれている踊りもできそうな広間
お客さんはカウンターの椅子にすわり、女性がカウンターの座敷に座るという構図である
向いのお座敷に座る着物姿の女性と会話しながら金沢名物の魚と酒を飲む
のどぐろの一夜干し ふぐ、さば、ひしこの糠漬け、がすえびの刺身などの珍味を堪能
酒も進んだ
翌日は大阪から来たYさんと合流し、まずは「金沢市立安江金箔工芸館」と「泉鏡花記念館」を見物
すぐに金沢から車で40分くらいのところにある湯涌温泉「かなやホテル」へ向かう
雪がところどころに残っていてひなびた感じのする温泉街
小さいが静かな旅館で落ち着いた感じがする
部屋の中で食事ができる旅館である
3人で温泉につかり、酒を酌み交わしながら夜のふけるまで話す
会社のこと、仕事のこと、家族のことなど話はつきない
翌日は「金沢21世紀美術館」からスタート
先日の日経新聞の「観てみたい美術館」のNO1になった美術館である
10時開館と同時に多くの観客が入館していたが、写真つきで紹介されて有名になった「プール」の展示のところが人気スポットのよう
その後「近江町市場」で魚の買い物をする
昼食はTさんの奥さんも合流して、イタリアン・レストランでの昼食
Tさんは47歳なのだが、昨年末に結婚していた
今度の集まりが、奥さんを紹介してくれるいい機会となってくれたのである
奥さんにこの3人の関係を説明する必要にせまられていろいろ考えたが、うまく説明ができない
結局3人を結び付けているものは「パッション」である、などと話してみたが奥さんは分かってくれたどうか
昼食後解散し、私は時間つぶしの場所として『人、呼んで忍者寺「妙立寺」』へ行ってみた
忍者寺という呼び名にふさわしい細工が施された建物で、ガイドの説明も丁寧
空港行きのバスを待つ1時間、暮れなずむ金沢の街を眺めた
街の景色も人の感じも仙台の街に似た風情を感じる
「一期一会の会」は久しぶりに会ったので話は尽きなかった
69歳と62歳と47歳の会社と仕事を媒体とした不思議な結びつきであり組み合わせである
「ボンド」役を「パッション」という言葉で表現してみたものの一言では言い表せないような感じである
よくは分からないがこういう人間関係もいいな〜、面白いな〜と思いながらお付き合いをして10年が過ぎた
私の再発が無い限りこれからも続くことだろう