MRI検査に基づく診断と治療方法:生涯学習ノート
生涯学習ノート |
MRI検査に基づく診断と治療方法
2010.09.06:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
祈っております。
自分で良き判断を!
フレーフレー 必ず治る !
手術をして頑張ってほしいです
また一山越えましょう!
皆さん、ありがとうございました
心底、強い気持ちをもって!
長朗の勇気に感謝
ありがとうございました
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月曜日はそれを基にしての主治医の診断と治療方法の話しである
血液検査の結果と画像が主治医の元に届いていたので予約時間通り9時に呼び出しがかかった
こちらからの体調報告が済むと、主治医からの話である
「画像でみるとガンが大きくなっています」
「5月31日のCTの画像では2.5センチでしたが今回は残念ながら4.5センチに大きくなっています」
「6月7月と腫瘍マーカーが下がりましたから抗がん剤が効いていたと思われますが、途中から効かなくなったと思われます」
「今回の血液検査を見ても副作用はでていませんね」と一気に説明する
腫瘍マーカーは5月31日22.0、6月14日14.1、7月5日10.1、8月2日9.5と下がっていたのだが、今回はほぼ横ばいで10,0である
腫瘍マーカーが下がっているときには抗がん剤が効いていたけれど、横這いになったときから抗がん剤が効かなくなったと推定している
従って今まで使用していた抗がん剤はストップすると話す
話を聞いてガンが大きくなっていることもあるが、秘かに頑張っていた民間療法も効果がなかったのかと思って頭が真っ白になり、がっくりとくる
気を取り直して、「それで、今後の治療方法はあるのでしょうか」と尋ねる
「二つあります。一つはジェムザールという点滴の抗がん剤を使用すること、二つ目は手術でガンをとってしまうという方法です」という
ジュムザールは毎週1回血液検査を受けたあと点滴を受け、それを3週間続けたあと1週間休むということを2回(2ヶ月)続けて効果を判定する方法である
有効率は20%くらいであり副作用もある
効果がなければがんは大きくなっていくだけ
手術は幸いにして肝臓に散らばっていなく、一箇所なので切り取ることが可能である
今は、肝臓の右下部位にあり手術が可能なところにあるとも話す
ただ手術は大きな手術であり、2週間の入院が必要とも言われた
あえて質問してみる
「何もしないという方法を選んだ場合、このガンの性質と進行具合であと何ヶ月持ちそうですか」
すると「今までの症例から推察すると長くて4ヶ月です」とあっさりと言われてしまう
もう一つあえて質問してみる
「治療方法を決めるのは患者ですが、先生が患者でしたらどちらを選びますか」と
主治医は「これだけ大きくなったガンは抗がん剤でたたこうと思っても難しい。だからまずは手術でとってしまってから、そのあとの治療に期待する」と真面目に答えてくれる
普通は肝臓のなかに散らばってしまって、手術ができないのに、画像で見る限りは散っていないから、リスクはあるがチャンスもある
また増大のスピードが速いので迅速な対応が望まれる
今は肝臓の右下のほうに収まっているが、どんどん大きくなって血液や栄養を運ぶ主要な部位を覆うようになると一気に悪化していくとも言う
最後は治療方法を家族と相談して決めて連絡をください、ということで終わった
病院の帰りに、糖尿病でお世話になっているホームドクターによって報告をかねて相談してみる
ホームドクターは手術ができるのだったら手術を選ぶということであった
帰って女房に報告しながら相談してみた
「おとうさんのいいように選んだら」ということであった
抗がん剤や手術を断って、自然治癒力だけに賭けて背水の陣でやってみることも考える
前にも書いた杏林大学教授の「一般的には肝転移は普通遠隔転移ということで手がつけられない状態になります。普通、すい臓がんが肝臓に転移すると、どんな治療をしても無駄な抵抗に終わってしまいます」という文章も思い出す
無駄な抵抗でも抵抗する方法があるのならやってみるのも悪くはないかもしれない
できるだけ免疫力を落とさないように前向きに手術を受けて、その後に今まで以上の自然知力を活用するという方法もいいかもしれない
今晩さらに考えてみる