MRI検査に基づく診断と治療方法ーその2−:生涯学習ノート
生涯学習ノート |
MRI検査に基づく診断と治療方法ーその2−
2010.09.08:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
近況拝見、敬服するのみ
ありがとうございます
ご無沙汰しております
がんは治る
その強さが好きです
懐かしいお話ですね
▼この記事へのコメントはこちら
|
ゲストさんようこそ
合計 2人
■記事数
公開 608件
限定公開 0件 合計 608件 ■アクセス数
今日 2,045件
昨日 49件 合計 1,322,352件 |
月曜日の夕方主治医に電話でアポイントを取っていたのだ
限られた時間での面談なので、効きたい項目を下記のようにまとめ、女房と主治医の分も含めて3枚コピーした
1、ジェムサールを使用する
メリット
デメリット
2、手術以外の治療方法
例
・肝動脈塞栓術
・肝動脈内注入化学療法
・エタノール注入療法
・マイクロ波凝固療法
・ラジオ波熱凝固療法
・凍結融解死療法
・ (免疫療法 海老名卓三郎先生 BAK療法)
3、手術をする
・右下下部 4,5センチ 一つだけ すい臓がんと同じような手術
(がん増殖のスピード、今後の予想
・手術で得られる成果と治癒の確率
・がん切除 切除後の治療方針 (自助努力)
・予想されるリスク
・手術に要する推定時間
・術後のケア
・予想入院日数
・術後のフォロー 抗がん剤 定期診察日
4、手術に関する具体的スケジュール
・手術予定日 希望 9月27日〜30日 (10月27日から活動したい)
・入院予定日
以上
1番は除外して2番から質問していったが、主治医は丁寧に答えてくれた
答えの中の主なものは
2の手術以外の治療方法の肝動脈閉塞術などであるが、この術は肝臓に原発した肝臓がんには効果があるが、すい臓が原発で肝臓に転移したがんには細胞が硬くなっているとかで不適当であり、がんの4.5センチの大きさもこの術には無理となっている
3の手術をする、というところでは右下の端にあり切り取りやすいところにあるので取りきれる。怖いのはその後に目に見なかった小さながん細胞が残って多きくがんをなっていく可能性があるということ
切り取ったがんの組織解剖をするのに1ヶ月かかる
結果としてすい臓からの転猪がんなのか、どのような性質のがんなのかが判明するので
それから術後の治療方針を決めるのだそうだ
次の抗がん剤であるジェムサールの使用も当然検討の対象になる
今でもそうであるが、治療に関しては科としてのカンファレンスで科の全員の医師の話し合いで決めていく仕組みになっているのだそうだ
皆で決めていくことは、見た目にはいいが、責任の所在が不明確になると同時に新たな治療の選択は難しいのではないかとも思ったりした
手術のリスクについてはすい臓がんの手術とおなじくらいのリスクを背負うとのこと
10時間くらいの手術と2週間くらいの入院が見込まれる
すい臓がんの手術はきつかったが、乗り切った経験が家族をふくめてある
大丈夫また乗り切っていけるだろうと思う
手術をせず、ジェムサールもあてにできないとすれば、残された治療は自然治癒力に頼って自力でやるしかない
そういう選択肢も十分ありうるが、がんの増殖のスピードを考えると不安になる
病院側としても手術後のがんの散らばりが不安材料になっていることは主治医の話の端はしから聞き取れる
病院側としても新たな治療ということで挑戦してみるというのが本音のところであろう
そういう中で主治医が「自分達も最善の手術になるように臨む」と言うようなことを口にしだした
その言葉を聞いて手術に踏み切ろうと思った
手術を申し入れた
女房はコピーを見ながらじっと聞いていたが、主治医が気を利かせて「なにか質問はないですか?」と声をかけてくれた
すると女房は「輸血があるのでしょうか」と聞いてくれた
女房も同席してみて手術への賛同と、覚悟をしてくれたようである
手術の成功と術後にがんを散らさない、ということを願って毎日を過ごすこととする