神田川:生涯学習ノート
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神田川
2008.01.24:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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会場は「かぐや姫」がわかる世代で一杯でした
南こうせつといえば、「神田川」、「妹」、「赤ちょうちん」などの曲しか浮かんできませんが、旺盛な歌手活動を続けており、新曲も出しています
59歳になるそうですが、歌に溶け込み、観客と一体となって歌い上げる姿勢には、年齢を感じさせない不思議な魅力を感じました
トークで、一昨年たくろうと一緒にやったオールナイトの「つま恋コンサート」の話になりました
全国から熟男熟女のフォークフアンが参集し熱狂的雰囲気のなかでのコンサートだったそうです
そこで南こうせつが感じたこと
「自分探しとか、汝自身を知れと言われていますが、自分はつま恋コンサートでの観客との交流から新しい自分を発見できた。自分を知ると言うことは、人とのかかわりの中からできる」ということでした
「自己理解」は他者との関わりあいの中からできる、という南こうせつのお話、印象に残りました
最後の曲は神田川でした
聞いているうちに、自然と自分が結婚した当時も借りたアパートには風呂がなくて女房と一緒に銭湯にいったことを思い出した
懐かしさだけでなく新しい力も湧いてくるような気分になりました
懐かしい曲に託して、観客皆がそれぞれのつかの間の自分史を描いていたのかもしれません
外は冷え込んだ夜でしたが、心のぬくもりを大事にしながら女房と家路を急ぎました