せんだいパリ祭:生涯学習ノート
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せんだいパリ祭
2008.07.25:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
仙台パリ祭鑑賞感想を読んで
シャンソンの魅力
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プログラムは1部2部と分かれていて、1部はアマチャア20余名、2部は3名のプロの出演による構成
パリ祭と称しているだけに、歌だけでなく合唱、踊りがあり、衣装やバックにも華やかさがありました
今回の最大の収穫はシャンソンのプロの歌を聞けたこと
アマチュアの歌もパリ祭にふさわしい内容で楽しく聞かせてもらいましたが、2部でのプロの歌に圧倒されました
一番感じたのは声量の差です
その声量を元にしてプロらしいシャンソンの心を表現してくれました
今、シャンソン歌手が世に紹介される機会は非常に少ないような気がします
熟年者にもフアンが多いはずです
NHKも演歌歌手の出番ばかり作らないで、シャンソン歌手やジャズ歌手の出番も作るべきではないでしょうか
4、50年昔は日本でもシャンソンがはやった時があります
プロの歌手もずいぶんとデビューし、活躍しました
そのシャンソンが今なぜ流行らなくなったのでしょう
「歌は世につれ世は歌につれ」、といいますがシャンソンという歌は世につれなくなったのでしょうか。時代に合わなくなったからなのでしょうか
歌に共通していることなのでしょうが、シャンソンの対象は人間の生活全般、自然への全てであるといわれてきました
その中でも特に大人の世界、それも男女の愛の世界、生活者としての人間としての喜怒哀楽をきめ細かく表現していくことに特徴があったはずです
時代に合わなくなったということは裏返せば、時代が,大人の世界が占める割合が少なくなり、男女の愛の出番が少なくなり、人間の喜怒哀楽なんかは歌の材料にならないような時代になってしまったということ
味気のない世の中になってしまったのでしょうか
今流行っている歌は何を対象にして歌いあげているのでしょう
カラオケで古い歌ばかり歌っている熟年者にはトンと検討もつきません
私が仙台でシャンソンに親しみだしたのは、大学時代の同級生K君のお陰です
東北電力に勤務していたのは知っていましたが、定年後仙台で再会したときにはアマチュアシャンソン歌手Kとして活躍していました
そのK君は今回の舞台でもエンターテナー振りを発揮してくれました
曲目は「セ シ ボン」、白い背広をびしっと決めて、表情たっぷりに、ステップも軽やかに歌い上げてくれました
ブラボー K君