40歳過ぎての「哲学」?:生涯学習ノート
生涯学習ノート |
40歳過ぎての「哲学」?
2008.08.06:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
「自己理解」にこのごろ思うこと
自己理カはタマネギの皮をむくようなもの
心の開放
私も心の開放があるから書き続けています
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3日間は10時から4時までの5時間、4日目が10時から12時までの2時間のセミナー
受講生数は28名、うち女性9人
今日までは[自己理解]を中心としての講義とワークショップ
明日は1日模擬面接で最終日は2時間の事例研究
「自己理解」はアセスメントによる自己特性の把握と、振り返り、棚卸からの価値観、能力、興味・関心などの把握
毎回感ずることであるが、40歳過ぎてからの「価値観探し」や「能力の把握」は難しい
受講生も戸惑いの表情を見せる
日本の社会には欧米と違って「自我形成」の機会というのは非常に少ない
「皆で渡れば怖くない」、「和をもて尊しとなす」の世界であるから、自分の価値観を、組織の価値観や世間体などにすり替えて生きてきてしまっているかも
能力も年功序列の曖昧な評価基準でマア、マア、でやってきてしまったので、いまさらあなたの能力は?といわれてもぴんと来ない
それを「仕事探しは自分探しから」などと口当たりよく言われて、懸命に価値観探しと能力把握の作業である
「仕事選びは人生選び」などとさらに格好よく拍車をかけられて、中高年齢の皆さんは一生懸命取り組んでくれる
さらに追い討ちをかけるように、価値観だけでなく、人生観、仕事観まで求めてしまう
中高年齢者の皆さんにとっては、40歳を過ぎてから、にわかに不慣れな「哲学」をさせられているような気持ちになってしまっているのではなかろうか
その努力には頭が下がる思い
「頑張って」と、エールを送りたい気持ち
求職活動のなかでの「自分の見直し」(自己理解)が1日でも早く就職に結びつくことを強く願う
さらに「自己理解」が、これからの受講生一人ひとりの生き方にプラスになってくれることを祈願しながら明日からのセミナーに臨みたい