映画「路上のソリスト」:生涯学習ノート

生涯学習ノート
映画「路上のソリスト」
上映館が商業ビルに移転した
駐車場完備とあり、ビルのHPを見ると1階と4階に飲食店があるので、夕食時間に
女房と一緒に行ってみた

ロサンゼルス・タイムズの記者(コラムニスト)が路上でバイオリンを弾いている路上生活者を発見する
記者はコラムに載せようとして調べ始める
路上生活者はジュリアート音楽院の中退者で将来を嘱望された天才チェロ奏者であったことがわかった

中退したことと、今の路上生活をしているわけは過去にさかのぼって映像が解き明かしてくれていくが、統合失調症を患っているのである

記者と路上生活者との格闘のような付き合いが始まる
記者も人生の行き詰まりを感じていた
記者としての野望だけでなく、路上生活者との摩擦のなかから自らの再生を図る力を得ようとしてかかわっていく

路上生活者の精神の病についても映像を活用していろいろな視点から描写されていく
天才チェロ奏者であるから当然オーケストラの場面も数多く登場するしベートーベンなどの曲も演奏される
ロサンゼルスの街とそこの一角で暮らす路上生活者の様子も映し出される
記者と同じ職場で働いている離婚したもと妻との絡みも入る

最後に残る印象は人と人との絆、二人の男の友情、魂の触れ合いのようなものである
「神の愛」という言葉がでてくるがそのようなものを感じさせる

最後の画面でこの映画が実話に基づく映画であることが紹介される

この種の実話物語は安っぽくなりがちであるが、この映画はその逆でドキュメント風に描かれた骨太の人間ドラマである

女房の感想も「良かった」であった
晩飯を作らずにいい映画をみたのだからの「良かった」も含まれているのだろう


2009.08.19:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
ジェイミー・フォックスに魅かれて
天才チェリストを演じるジェイミー・フォックスの眼が澄んでいて良かったですね。
ところどころの重い場面も弦楽を奏でる心地よい音楽で救われました。
すごく残念だったのは、せっかくリニューアルした映画館を退出した途端、余韻に浸る間もなく同フロアの喧騒が…。
映画館を取り巻く環境もとても大事と感じて帰宅しました。
2009.08.19:ひだまり [修正 | 削除]
ロバート・ダウ二ー
ジェイミー・フォックスはレイ・チャールズ役の印象が強く残っています
確かに眼がいいですね。眼力があります
今回も結構顔のアップがあったような気がします
このような役はあっているのでしょう

眼力といえば、ロバート・ダウニーの眼力も相当のものですね
あまり知りませんでしたので検索してみましたら、麻薬不法所持の事件を起こしているのですね

だから眼力ではないですが独特のオーラーのようなものを感じました

新しいチネもいいですが、前のチネのほうに魅力を感じています


2009.08.20:長朗 [修正 | 削除]
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