心のバランス:生涯学習ノート
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心のバランス
2009.08.28:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
痛みは体(心)のシグナル!
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ひとつは背中が硬くなって苦痛になること
2つ目は足のすねの筋肉が痛くなって、足がつるような症状になること
2つの症状が日に日に悪化していくので、マッサージに3日間ほど続けて通ってみた
マッサージ師は背中にさわるやいなや「パソコン背中ですね」という
パソコンのやりすぎというが、最近はパソコン操作を少なくしているので納得がいかない
足のすねの症状は、ひょっとしたら血糖値からくる糖尿病神経障害かと心配になる
それですぐにかかりつけの循環器科と眼科へいってみる
眼底検査の結果は異常なし
循環器科の先生もこの程度の血糖値では心配はいらないという
安心するが、ではなぜ背中や足のすねが痛くなってその痛みが次第に激しさを増すのだろうか
そうしているうちにふと気がついた
背中が痛くなるのは椅子が悪いからではないかと
パソコン用にと息子が買ってくれたのは重役用の椅子
その椅子に座って長時間パソコンをやっていたが、椅子が立派過ぎてすわり心地が不安定になるのである
体のバランスを保つために余計な筋肉を使用して無理がかかり、それが背中を強張らせて痛みになっているのではないかと気がついたのである
すぐに子どもが使用するようなシンプルな硬い椅子に変えたみた
足のすねの症状はウオーキングシューズの底が減りすぎてバランスが崩れていることに気がついた
両足のかかとの部分が外側へ減ってしまい、バランスとって歩くために使わなくてもいい筋肉を使っていたのである
掃きなれた靴だと思いこんで底の減りすぎてしまった靴をはき続けたのがあだになった
すぐにかかとの底の浅いシューズに変えてみた
結果は背中の痛みは取れて快方に向かっているが足のほうはてこずっている
足の痛みはとれたが、痛みの激しいときに右足を引きずって歩く癖がついてしまい、それが治らないのである
差別用語がぴったりの歩き方が身についてしまっているのである
最初の10分くらいはスムースに足が動くが、時間が経つにつれて少しずつ足が引きずられるようになり、ウオーキングが終わるころには足を大きく引きずってしまっているのである
直そうとして工夫している
大またで歩いてみたり、手を大きく振りながら歩いてみたり、小走りに走って左右両方の足が均等に動くようにしてみたり
まだ完全ではないが、時間をかけるにつれて少しずつなおってきている
このまま続けていけば、背中と足のすねの痛みは良くなりそうである
背中も足のすねも椅子や靴を媒体にして体のバランスを崩した癖が身について痛みを発するようになった
体の癖であるから痛みというシグナルを送ってくれてその是正に取り組めた
考えてみれば人には肉体のバランスだけでなく心のバランスというのもある
心のバランスの崩れは、体のバランスの崩れと違って目には見えないし、痛みとしてシグナルを送ってくれるようなことはない
人生70年近く生きてくるといろいろな出来事の遭遇し、心のバランスも大分崩れてきているのだろうに
心のバランスの崩れは心の形をゆがめ、物の見方感じ方や幸せ感などにも悪い影響を与えているに違いない
たまには心というものを見直してみて、自分の心のバランスの崩れに心を配ってみたいものである
そして体のバランスを直すように心のバランスを矯正していけるといいのだが・・・
年とともに硬くなってきてる心であるから難しくなる一方である