熟年離婚:生涯学習ノート

生涯学習ノート
熟年離婚


「心のサプリメント」という日経新聞のカウンセリングの定期版に「熟年離婚の危機」と題して別添のような記事が載っていました

58歳の夫をもつ53歳の妻が離婚したいと相談に訪れたのだそうです
『「めし、ふろ、ねる」的な夫との生活に耐えられそうにない』、という訴えです
カウンセラーは話を聞いて、離婚するかどうかは3ヶ月後に判断するように勧めました

その間に
① 夫の長所、好きなところを毎日ノートに書く
② 心の整理のためにアルバムを新しくし、思い出のコメントを記す
以上を実行してもらうことにしたのだそうです

3ヶ月間に計8回のカウンセリングを通して妻の気持ちは一変しました
改めてノートに記してみると、今の夫も、好きだったころの昔の夫も何ら変っていないことがわかった。

夫のいいところをいろいろ書いていますが、最後に「夫の悪い所ばかり見て嫌になっていた。変ったのは夫ではなくて、私だった」と言うことに気がついた、とあります

夫にも
① 妻にしてもらったこと
② 妻にしてもらっていること
③ 妻にしてあげたいけど、していないこと
を毎日書き留めてもらうことにした。 のだそうです

その結果、2人は第二の新婚時代のように仲良く過ごしているということです

△ 最後にこう結んでいます
自分の不満を相手のせいにし、相手を裁き、責めて、関係を悪くしている夫
婦は多くいると思う。お互いに、自分の見方を変えてみると、幸せな日々と
変わらない相手がそこにいることに気づけるだろう

▲ 3ヶ月もかけて、8回ものカウンセリングを行って問題が解決しているので
すから、めでたし、めでたし、「これでいいのだ」と思うのですが、どうも
しっくりこな いところがあります
頭が固いせいか、理想を求めすぎるくせがそうさせるのか、夫婦というのは
こんなもんなんだろうか、と思ってしまうのです

▲ 余計な心配なのですが、これで一時期乗り切ってもこの夫婦はまた次の壁
にぶち当たるのではないでしょうか。

▲ まずはお互いに自らが成長していくことへ向かってみること、そして老い
ていくことや人生などについていろいろ考えながら、ぶつかり合いながらも
解決に向かおうとすることも必要なのではないでしょうか

▲ 自分ががんになって命の限界を身近に感じたとき、思います
夫婦の関係というのは世間的な、表面的なものだけで見てはいけない
いままで気づかなかった夫婦関係の素晴らしさ、変化への可能性も秘めてい
ることに気づけます

夫婦というのはとてつもなく素晴らしさを秘めた関係なんだ、と思いたいの
です
  


2008.10.16:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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