講演会「性同一性障害を越えて」−強くしなやか私になるー:生涯学習ノート
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講演会「性同一性障害を越えて」−強くしなやか私になるー
講師は世田谷区議会議員の「上川あや」さんでした(男性から女性に転換)
選挙の時にメディアで紹介されましたのでご存知かと思います
主催は秋田のESTOという団体ですが、代表が「真木さん」という方です
真木さんも性同一性障害者なのです
昨年、性同一性障害の方々が就職活動をする際ハローワーク内で大きな声で名前を呼ばれる(名前と見た目が違う)という問題がありました
二人で秋田の労働局に改善をお願いに行きました
今回の会合には障害者、親、関係団体の方々25名ほど集まりました
上川さんが2時間かけて・性の問題全般、・自分の問題、・これからの展望の3つに分けて話されました
“性”に関しては、私も俗語としてのニューハーフ、オナベ、オカマや、一般的用語としてのホモセクシュアル、ゲイ、レズビアンなどの表面的な知識しかありませんでした
今回の話から“性”の裏に横たわる深くて重たい問題が横たわっていることを知らされました
性的少数派の方々が社会から遮断されたような状態のなかで声を出せないまま一人苦しみ悩んでいる状況
親にも言えず家族の中でも孤立せざるを得ない状況
言葉でいってもトランスセクシュアル、トランスジェンダー、インターセクシュアルなどなど
自分のことを話すときは辛い思いを思い出すのでしょうか、嗚咽しながらの話でした
13歳で初恋した相手は男性であり、その後も男性にしか関心が持てない自分を疎ましく思ったこと
大学卒業後男性として就職し、7年間も勤めたそうです
子供のころから体と心がばらばらで、自分の性のアイデンティに関しては苦しみ悩みぬいたそうです
ある時親に告白し、性同一性に比較的寛容といわれるシンガポールやロスアンゼルスで暮らしたあと本当の自分らしさを見出すことは出来ずに日本に戻ったそうです
苦しんでいるのは自分だけではない、少しでも解決していくためには「顔を出さない」とだめだと思い
区議会議員に立候補する決意をしました
最初は偏見のなかで選挙活動を始めたのが、毎日街頭演説しているうちに世間の目が変わってきて、当選にたどり着くまでの話は圧巻でした
講演終了後質問に入りましたが、障害者の方々が球状を訴えながらも、立ち向かっていく決意を話されました
親の一人は、「自分の子どもから性同一障害者であることを告白されたが、自分は男、女よりも一人の人間として受け止めていきたい」と涙をこぼしながら話していました
上川さんは一つ一つの質問に自分の体験を交えながら丁寧に話をされました
勇気をもって、自分で立ち向かっていってほしいことを繰り返し話しておられました
真木さんは秋田の田舎におりながら、秋田、仙台そして大阪と活動の輪を広げています
社会的少数派で弱い立場に追いやられている人々に対して暖かい手を差し伸べていきたいものです
上川さんは「変えてゆく勇気」− 「性同一性障害」の私から −(岩波新書)を出しております
2008.05.25:Copyright (C)
年だからでなく年がいもなく
性同一性障害当事者起業する!の講演
★これはこのような問題に高い意識をお持ちであると思われる個人や団体に向けて送らせていただいているものです。ご参加いただければ幸甚であります。よろしくお願いいたします。
オフィス然nature第3回講演会のお知らせ
〜道東地方で活動する性同一性障害に関わる自助支援団体〜COMらっどの活動報告
一部…僕がGID社長になった理由(わけ)〜COMらっど 理事 小幡直輝
二部…COMらっどの活動から〜COMらっど 理事 工藤理恵
一部…性同一性障害者と公表している小幡直輝理事が、なぜ代表取締役社長になったのか、自分の思いを語ります。
二部…COMらっどの事務局として活動している工藤理恵理事が、COMらっどの設立からの活動報告を行います。
★プロフィール
COMらっど…北海道十勝釧路地方で活動する性同一性障害に関わる自助支援団体。COMらっどという団体名は、comradeから由来し、同志という意味
があり、今流行のCOMという言葉とらっどをひらがなにし皆様に親しみやすい名称とした。2006年4月10日に発足。現在、会員は、十勝・釧路・札幌
・東京を含め、12名。主に地域を中心とした性同一性障害の理解促進に努め、性同一性障害者が地元で自然に生活できることを目指し活動中。
団体設立時より、おびねっと(男女共同参画帯広ネットワーク)に加入。地域での講演会を行い、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法
律の改正及び性同一性障害の治療に関する健康保険の適用を求め、署名活動を行い、内閣総理大臣・厚生労働大臣へ提出した。
小幡直輝…1974年生まれ。16歳から身近な友人や母親に性同一性障害であることを打ち明ける。2005年6月から札幌医科大学において治療を開始。
2006年2月同病院よりFTMTSの診断が下り、同月、現在の直輝に改名。「COMらっど」発足時より理事となり、教職員やPTAなどの学校関係を中心に講
演活動を行っている。2005年10月より有限会社だいち代表取締役社長に就任。
工藤理恵…1972年生まれ。「COMらっど」発足時より理事となり、団体の事務局的役割として、講演会の企画運営、団体の運営を行っている。2006
年4月より特定非営利活動法人くしろ・わっと正会員。2007年10月より特定非営利活動法人プロジェクトくしろ理事。
日時:2008年9月20日(土) 午後6時30分開場 午後7時開演(講演自体は一時間半ほどです)
場所:総評会館
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
http://www.sohyokaikan.or.jp(詳細な地図はここに載っています)
【交通機関】
● 地下鉄
丸ノ内線/新宿線をご利用の方は地下道を通り、千代田線方面へ
★東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B3出口 (徒歩0分・目の前です!)
東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅 B3出口 ※ (B3出口まで徒歩5分)
都営地下鉄新宿線 小川町駅 B3出口 ※ (B3出口まで徒歩3分)
※B3a出口は、違う方向へ出ますのでご注意ください。
● JR
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅 聖橋口 (徒歩5分)
参加費:1000円(税込)
●事前申込は必要ありませんが、航空機の遅れなど諸事情で中止・変更があった場合に、事前に知らせを受けたい方は、当日に連絡の取れる携帯電
話番号または携帯メールアドレスその他をお知らせいただけましたら、必ず間に合うようにお伝え致します。
様々なお問い合わせにつきましても以下で承ります。
電子メール ftmjapan@mve.biglobe.ne.jp(いつでもOKですし、お返事は迅速です)
郵便 〒123−0845 足立西郵便局留 FTM日本(9/17まで。お返事は1日から8日くらいかかることがあります)
主催 オフィス然nature
共催 FTM日本
協賛 COMらっど
★どうかこちらもご覧ください!↓
http://melcumis.at.webry.info/
「虎井まさ衛の閲覧室」
2008.05.27:オフィス [
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選挙の時にメディアで紹介されましたのでご存知かと思います
主催は秋田のESTOという団体ですが、代表が「真木さん」という方です
真木さんも性同一性障害者なのです
昨年、性同一性障害の方々が就職活動をする際ハローワーク内で大きな声で名前を呼ばれる(名前と見た目が違う)という問題がありました
二人で秋田の労働局に改善をお願いに行きました
今回の会合には障害者、親、関係団体の方々25名ほど集まりました
上川さんが2時間かけて・性の問題全般、・自分の問題、・これからの展望の3つに分けて話されました
“性”に関しては、私も俗語としてのニューハーフ、オナベ、オカマや、一般的用語としてのホモセクシュアル、ゲイ、レズビアンなどの表面的な知識しかありませんでした
今回の話から“性”の裏に横たわる深くて重たい問題が横たわっていることを知らされました
性的少数派の方々が社会から遮断されたような状態のなかで声を出せないまま一人苦しみ悩んでいる状況
親にも言えず家族の中でも孤立せざるを得ない状況
言葉でいってもトランスセクシュアル、トランスジェンダー、インターセクシュアルなどなど
自分のことを話すときは辛い思いを思い出すのでしょうか、嗚咽しながらの話でした
13歳で初恋した相手は男性であり、その後も男性にしか関心が持てない自分を疎ましく思ったこと
大学卒業後男性として就職し、7年間も勤めたそうです
子供のころから体と心がばらばらで、自分の性のアイデンティに関しては苦しみ悩みぬいたそうです
ある時親に告白し、性同一性に比較的寛容といわれるシンガポールやロスアンゼルスで暮らしたあと本当の自分らしさを見出すことは出来ずに日本に戻ったそうです
苦しんでいるのは自分だけではない、少しでも解決していくためには「顔を出さない」とだめだと思い
区議会議員に立候補する決意をしました
最初は偏見のなかで選挙活動を始めたのが、毎日街頭演説しているうちに世間の目が変わってきて、当選にたどり着くまでの話は圧巻でした
講演終了後質問に入りましたが、障害者の方々が球状を訴えながらも、立ち向かっていく決意を話されました
親の一人は、「自分の子どもから性同一障害者であることを告白されたが、自分は男、女よりも一人の人間として受け止めていきたい」と涙をこぼしながら話していました
上川さんは一つ一つの質問に自分の体験を交えながら丁寧に話をされました
勇気をもって、自分で立ち向かっていってほしいことを繰り返し話しておられました
真木さんは秋田の田舎におりながら、秋田、仙台そして大阪と活動の輪を広げています
社会的少数派で弱い立場に追いやられている人々に対して暖かい手を差し伸べていきたいものです
上川さんは「変えてゆく勇気」− 「性同一性障害」の私から −(岩波新書)を出しております