映画「私がクマにキレた理由(わけ)」:生涯学習ノート
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「私がクマにキレた理由」に入ってみた(女房と待ち合わせして)
夕方前だと言うのに女性客が30人ほどロビーに待っている
映画の内容が、「ブリジッド・ジョーンズの日記」「プラウダを着た悪魔」と
同じく、女性の圧倒的な支持を得る全米ベストセラー小説「テファニーで子育
てを」の映画化だからだろうか
女性のキャリア志向の物語でもあるし、ニューヨークが舞台だし、ファッショ
ンが見られるし・・・だから30代くらいの女性が多いのかなーと思っていた
ら、この日は女性優待日でもありました
大学を卒業したアニーは就職活動で一流の金融会社を受ける。面接で「あなた
のしたいことは?」と言う質問に答えられずあえなく失敗。街の中で事故に合
いそうになった少年を救出したことから新たな人生が始まる。少年のセレブの
母親がアニーとサニーを聞き間違えたことからアニーはセレブのミセスX家の
サニーになるのである
サニーとは、子守に毛がはえたやつ(ベビーシッター)かと思っていたら「子
供の躾や情操教育もするプロのベビーシッター」なのだそうだ
物語はアニーがサニーとしてのセレブのミセスX家での様々な出来事に遭遇
し、そこからいろいろなことを学習し、成長、飛躍していく様子を描いている
セレブのゆがんだ生活、夫婦関係、親子関係、サニーに対するスタンスなど興
味深く描かれている
貧乏人からすれば覗き見嗜好が満たされるようなところもあるのかな
映画の題名「クマにキレた」とあるのは、サニーを監視するための隠しカメラ
が熊の縫ぐるみのなかに隠されたいたことに由来する
さらには同じマンションに住む上流階級の学生との恋物語も入っていて盛りだくさん
アメリカの若き女性の自分探しやキャリア形成の物語としても見れるが、描き
方が中途半端で今一の感がある
帰りの車の中で、わが家の熟女評論家は、「時間つぶしに見る映画としては最
高ね」とのたまわく
同感、そのとおり
アニーを演じたスカーレット・ヨハンソンが妙に魅力的であったことが最大の
収穫と思ったら、彼女は目下ジジーキラーNO1女優といわれているのだそうだ
ジジーとして納得