テレビ「新婚さんいらっしゃい」：生涯学習ノート

テレビのお笑い番組は全くといっていいくらい見てないが、日曜の午後1時から放映されるこの番組はほとんど欠かさず観ている

桂三枝と山瀬まみが司会する番組で随分昔からある番組である
女房は、なんでこんなものが面白いのとばかり、覗き観もしない
女房が必ず見ている番組でこちらが観ていない番組もあるが・・・
それは日曜5時過ぎの「笑点」

「新婚さんいらっしゃい」は見ているうちにいつの間にか大声で笑ってしまっている

なぜだろうか

登場する新婚夫婦が面白い。新婚といってもいろいろで一組一組皆違う
奇特な夫婦も居れば、サービス精神を発揮してエンターテイメントの夫婦も登場
親を巻き込んでの家族生活の披露も面白い

司会の三枝との間で下ネタ話が結構でてくるが、これがまた面白い
どこまでが本当かわからないが、出会ってからのセックス関係話がポン！ポン！と披露される
それを下品にならないように三枝がうまく裁いて笑いのなかに引き込んでしまう
覗き趣味も多少くすぐられて笑いながら安心してみてしまっている

でもよく考えてみると面白さの源は結局のところ桂三枝の芸の力に依っているのではないだろうかと思う
三枝の落語家として培った話術と、ここだと思うときには椅子から何度もコケ落ちたり
靴を投げつける大げさな身振りの芸で笑いを演出している
三枝だからできる芸であり、演出なのだ

毎回同じようなパターンであるが不思議に飽きない
どうしてこの番組に引き込まれるのか自分でもよくわからないが、日曜の午後1時になればチャンネルをまわしている
孤独な一人笑いのテレビ観がしばらく続きそうである