中高年齢者対象の再就職支援セミナー：生涯学習ノート

10月に引き続いて今年3回目になる再就職支援セミナーをいつもの通り4日間担当した
10月の受講生数は17名と少なかったが今回は32名と多くなっていた

受講生の平均年齢50で、うち歳女性は8名
早期退職制度で退職し、これから就職活動を始めるという方が多い
初めて就職活動を行うという方が17名でまだ履歴書を書いていない方が10名ほどいる
そのせいかまじめで熱心な感じがする32名である

このセミナーの受講生の再就職率は70％以上で今の時勢では驚異的な実績である
就職率の良さの要因としてはスタッフによる個別のサポート体制があげられる

講師による講義が終わると個別指導に移る
個人別のキャリアや個性を元にして、応募先別の書類の書き方や面接の受け方などきめ細かいサポート体制が半年間継続する
そのなかにはメンタル的なサポートも含まれてくるはずである

また良い意味での仲間意識が芽生えて、助け合いながら求職活動ができるということも大きな力になっている

このような成果をあげているセミナーも昨今のニュースに取り上げられている事業仕分けの対象に取り上げられ、今回の判定では不要となっている
ハローワークでやれるという判断であるが、今のハローワーク体制ではこのようなきめ細かい対応は無理なような気がする
12月に決定されるが、なくなる可能性もある

5時間も立ちっぱなしのセミナーが4日間も続くので体力的には限界を感じている
これで終わりにしようかなとも思っている

終了後受講生の一人から下記のようなメールが入った
「4日間、パワフルな講義ありがとうございました。お身体の調子良くなかったんではないでしょうか？気にしていました・・・それなのに、とてもパワフルな講義をされて頭が下がります。パワーを頂きました」

パワーを貰っているのはこちらのほうである
4日間を終えると体力的にはきつさが残るが、精神的には大きな充実感を味あわせていただいている
免疫力が向上していることを感じている