映画「オーシャンズ」:生涯学習ノート

生涯学習ノート
映画「オーシャンズ」
もう上映されてから日数がたっているので土曜日でも空いているだろうと思って行ってみた
チケット売り場に行ってびっくり、長蛇の列である。待つこと30分

ようやくチケット売り場までたどり着いてチケットを購入しようとしたら二人一緒の席はもう無いという
しょうがなく離れ離れの席を購入

あとで分かったことであるが、20日30日の日は入場料が半額なのだ
その日に土曜日が重なったことと土曜日から人気映画(仙台を舞台にした「ゴールデンスランバー」や吉永小百合の「おとうと」、など)が一斉に上映されるようになったことが大量のお客を呼び込んだようである

この映画館で上映されるのは全て吹き替え版ばかりのせいか「オーシャンズ」を上映する館内は子供連れで一杯であった

ドキュメンタリー映画史上最高の70億円をかけて、世界50ヶ所で4年にわたり撮影したフランスの海洋ドキュメンタリー映画である

内容はNHKの「ダーウインが来た!」や「プレミアム8」などの動物もので見ている内容とダブルが大きなスクリーンで見るのは迫力がちがう

海の神秘性やそこに棲む動物たちの姿に目を奪われる
自然の豊かさや命の尊さなどにも思いを及ぼす

エイ、鯨、タコなど素晴らしい映像で映し出されるが、印象に残るのはセイウチの母親が人間のように赤ちゃんを抱いている姿である

日本語版のナビゲーター役の宮沢リエは5月に出産したばかりという
きっと自分と重ね合わせて観たに違いない

そんななかで気になったのはマグロを網で捕まえて引き上げるときに銛で空き刺す魚法を映した映像と、採ったさめのひれと尻尾を切断して、本体のほうを海に捨て去るという映像
画面を修正して残酷さをぼかしているが、血が飛び散る様子はわかる

日本のどこかで行われている魚法のように観える
動物愛護の視点からの映像と思われるが、それまで神秘的平和的絵の紹介をして画面が突然に暴力的で残酷めいた画面に変わるのは違和感を覚えた

子どもだけでなく大人も楽しめる映画である

2010.02.01:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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