ジョブクラブ(若者就職支援):生涯学習ノート
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ジョブクラブ(若者就職支援)
今年度初のハローワークでの「ジョブクラブ」が昨日終了した
対象人数はいつもは10名であるが、今回は男女6名ずつの12名であった
原則毎週1回2時間半のプログラムが総計で13回あり、私の担当が8回である
残り5回はハローワークのコーディネーターが担当するが私のセミナーにも毎回同席し情報の共有化を行う
このジュブクラブは全国の政令都市のハローワークで行われている
狙いは不安定就労者(年長フリーター等)の正社員採用・常用雇用の実現である
不安定就労者には下記のような特徴があり的確な就職活動が行えないものが多い
・希望職種が明確になっていない
・自分に自信がなく自己否定感が強い
・就職に対するあせりが強い
これらの不安定就労者の常用雇用を実現しるために下記のような具体策を展開する
これらの者同士が相互に交流する場を設けることによりまずは
・あせりを解消し
・自信を取り戻し
・就職への意欲を高めることができるようにする
そうした上で次に下記のようなことを行う
・年長フリーターなどの就職成功体験の紹介や
・効果的な就職活動のためのノウハウの習得や
・適切な就職先の選択などである
上記の作業を行っていくにあたり
・グループワークの手法等を駆使しながら支援し、
・主体的な就職活動を促していく
以上の趣旨と展開策にしたがって自己理解から始る8回のプログラムを作成し、セミナーを展開していくのである
その際一番心がけることは、「自信と自己肯定観」を持たせることである
たまたま就職氷河期にぶつかってフリーターを続けている若者や、突然にリストラされた若者は自信を失い、自己肯定観を持てないまま就職活動に追い込まれてしまっている者が多いのである
そのような若者達に、一般的な話や理論や、単なるノウハウだけでなく、できるだけ一人ひとりの自信と自己肯定観に繋がるような話をすることを心がけている
気づきを得、勇気をもって主体的に活動ができるようにしたいのである
はっと気づいて、就職活動のやり方を変えていけるような具体的事例を話したり、意見交換のなかでいい発言はほめてみるとかいろいろ工夫してみる
時には終了後個別の相談に応ずることもある
8回の中で、何とかして自信と自己肯定観に繋がる話を繰り返し話し続けるが空回りに終わっている懸念もある
長年にわたって身につけた意識や行動を変えたり、大きすぎる精神的ダメージからの脱却はなかなか難しい
それでも最後まで自信と自己肯定観を目指しての話を続けてみる
10名ずつ集めて年4回の若者就職支援がどれだけの若者の就職改善に結びつくのか疑問を感じながらセミナーを進めている
このセミナーを開催することによって、ハローワークとしての若者就職支援に関しての現場情報とノウハウを獲得し今後の血の通った政策への転換につなげていこうという意図なのであろう
ジョブクラブの開催の結果が、今後の若者就職支援政策へ役立ってほしいものである
たまたま就職氷河期にあたったからといって一生正社員になれないとか、一度正社員から脱落するともう這い上がれないという社会は絶対に改善していかないといけない
一講師の身ではあるが、現場で若者を支援していると切実にそう思う
前回は10名中8人が就職できたが、今回は昨日現在で1名である
残された3ヶ月の間に一人でも多くの受講生の就職が決まることを願う
2010.06.19:Copyright (C)
年だからでなく年がいもなく
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原則毎週1回2時間半のプログラムが総計で13回あり、私の担当が8回である
残り5回はハローワークのコーディネーターが担当するが私のセミナーにも毎回同席し情報の共有化を行う
このジュブクラブは全国の政令都市のハローワークで行われている
狙いは不安定就労者(年長フリーター等)の正社員採用・常用雇用の実現である
不安定就労者には下記のような特徴があり的確な就職活動が行えないものが多い
・希望職種が明確になっていない
・自分に自信がなく自己否定感が強い
・就職に対するあせりが強い
これらの不安定就労者の常用雇用を実現しるために下記のような具体策を展開する
これらの者同士が相互に交流する場を設けることによりまずは
・あせりを解消し
・自信を取り戻し
・就職への意欲を高めることができるようにする
そうした上で次に下記のようなことを行う
・年長フリーターなどの就職成功体験の紹介や
・効果的な就職活動のためのノウハウの習得や
・適切な就職先の選択などである
上記の作業を行っていくにあたり
・グループワークの手法等を駆使しながら支援し、
・主体的な就職活動を促していく
以上の趣旨と展開策にしたがって自己理解から始る8回のプログラムを作成し、セミナーを展開していくのである
その際一番心がけることは、「自信と自己肯定観」を持たせることである
たまたま就職氷河期にぶつかってフリーターを続けている若者や、突然にリストラされた若者は自信を失い、自己肯定観を持てないまま就職活動に追い込まれてしまっている者が多いのである
そのような若者達に、一般的な話や理論や、単なるノウハウだけでなく、できるだけ一人ひとりの自信と自己肯定観に繋がるような話をすることを心がけている
気づきを得、勇気をもって主体的に活動ができるようにしたいのである
はっと気づいて、就職活動のやり方を変えていけるような具体的事例を話したり、意見交換のなかでいい発言はほめてみるとかいろいろ工夫してみる
時には終了後個別の相談に応ずることもある
8回の中で、何とかして自信と自己肯定観に繋がる話を繰り返し話し続けるが空回りに終わっている懸念もある
長年にわたって身につけた意識や行動を変えたり、大きすぎる精神的ダメージからの脱却はなかなか難しい
それでも最後まで自信と自己肯定観を目指しての話を続けてみる
10名ずつ集めて年4回の若者就職支援がどれだけの若者の就職改善に結びつくのか疑問を感じながらセミナーを進めている
このセミナーを開催することによって、ハローワークとしての若者就職支援に関しての現場情報とノウハウを獲得し今後の血の通った政策への転換につなげていこうという意図なのであろう
ジョブクラブの開催の結果が、今後の若者就職支援政策へ役立ってほしいものである
たまたま就職氷河期にあたったからといって一生正社員になれないとか、一度正社員から脱落するともう這い上がれないという社会は絶対に改善していかないといけない
一講師の身ではあるが、現場で若者を支援していると切実にそう思う
前回は10名中8人が就職できたが、今回は昨日現在で1名である
残された3ヶ月の間に一人でも多くの受講生の就職が決まることを願う