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映画「マイ・ブラザー」
予告編で何回も観て、見ごたえのありそうな感じがしていた映画である
二人の兄弟がいて、優秀な兄は妻と二人の幼い娘をもつ海兵隊員(大尉)。妻はとびっきりの美人
弟は刑務所帰りでダメ弟であり、軍人あがりの父親からも蔑視されている
しかしこの兄弟は仲がいいのだ
兄はアフガンに赴任し襲撃される
襲撃された状況から「戦死」扱いされて家族の元にも知らされ葬儀も行われる
その後ダメ弟と兄の家族である義姉と姪子たちとの関係が変わっていく
姪子達とダメ弟は親しくなり、弟を嫌っていた義姉も弟に好意を待つようになりキスをするまでになる
そこへ突然戦死したといわれていた兄が帰還する
兄は捕虜になり過酷な体験を強いられていたのだ
兄は激しい拷問に負けて、部下であり友人でもあった同じ町に住む若者を自らの手で殺してしまっていた
帰還後の兄は旧の兄ではなく壊れて別人のようになっていた
帰還後に繰り広げられる兄と妻子、兄と弟の関係は悲惨で残酷な場面の連続である
兄は弟と妻が寝たのではないかと疑い、次第に寝たと思い込むようになる
弟と妻が真実を語っても耳を貸そうとはしない
ついには暴力沙汰になり警察の厄介になる
そんな修羅場を経て、最後の場面で兄は妻に自分が部下を殺したことを告白できた
将来に希望を見出せる告白であった
映画の宣伝用のチラシに、「人間の本能を揺さぶる愛の傑作」とあったが、うたい文句の程の感動はなかった
戦争のむごさ、そこから生まれる人格破壊、そしてその影響を受ける家族、とこの種の映画に共通するストーリーの先が読めるような展開になっているからではないか
弟と兄嫁との関係や兄と弟の関係などに絞ってもっと深く追求する脚本であれば、もっと見ごたえのある映画になったのではないかと思う
そんななかで、兄弟と妻を演じた三人の俳優の印象は強烈であった
兄はスパイダーマンに出ている俳優であるが、この映画で今回本年度のグローブ賞にノミネートされた
弟は「ブロークバック・マウンテン」に出た俳優で独特の目つきをして観客の心を掴む
妻を演じた俳優も素晴らしい
少し重たい映画であるが、観て損は無い映画である
2010.07.14:Copyright (C)
年だからでなく年がいもなく
すばらしいキャスト!
この3人が共演しての映画、
彼らの表情を追うだけでも必見ではなかったですか?
ちなみに、弟役のジェイク・ギレンホールの大ファンです^^
福島ではまだ先の上映になりそうですが、
観たいなあって思いました。
最近映画館に行っていなかったので、この映画の存在を
長朗のブログでしりました。
ありがとうございます。
かなりの頻度で観てますね。
2010.07.14:まめこ [
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おっしゃる通り
そうなんです
彼らの表情が印象的でした
特に目力に強さがあります
弟はだまっているだけで存在感を発揮しています
長朗が一番引かれたのは妻役の表情でした
仙台は東京の一ヶ月遅れでした
福島は検索すればでてきます
ごらんになってください
2010.07.15:長朗 [
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観てきました
トビー・マグワイヤ(兄)がとてもよかったです。
つくりこまれ過ぎていないからこそリアルで
感動というよりは,痛かったです。
ラストは希望を感じる場面でしたが,
そこで溢れるこれから生きていけるのかという本音
妻と一緒に受け止めるしかない感覚で見守りました。
実際に生きていくのは,そうしか出来ない場面がたくさんあって
そんな感覚が引っ張り出された映画です。
主人公(兄)は,スパイダーマンが有名ですが
「サイダーハウス・ルール」や「シービスケット」など
難しい役柄でいい味をだす役者さんですよね。
特に今回の役はすごいと思いました。
2010.08.02:まめこ [
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忙中に閑をつくる・・ですね
観てきましたか
兄弟二人ははまり役という感じでしたね
特に弟が・・妻役の表情も印象深かったのですが
アフガンでは先月60人以上のアメリカ兵が亡くなって最高を記録
したとか
この映画のような家族が引き続き生まれているのでしょうね
暑さもお盆まで・・・というのはなかったですかね
もう少しがばりましょう
2010.08.02:長朗 [
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兄は激しい拷問に負けて、部下であり友人でもあった同じ町に住む若者を自らの手で殺してしまっていた
帰還後の兄は旧の兄ではなく壊れて別人のようになっていた
帰還後に繰り広げられる兄と妻子、兄と弟の関係は悲惨で残酷な場面の連続である
兄は弟と妻が寝たのではないかと疑い、次第に寝たと思い込むようになる
弟と妻が真実を語っても耳を貸そうとはしない
ついには暴力沙汰になり警察の厄介になる
そんな修羅場を経て、最後の場面で兄は妻に自分が部下を殺したことを告白できた
将来に希望を見出せる告白であった
映画の宣伝用のチラシに、「人間の本能を揺さぶる愛の傑作」とあったが、うたい文句の程の感動はなかった
戦争のむごさ、そこから生まれる人格破壊、そしてその影響を受ける家族、とこの種の映画に共通するストーリーの先が読めるような展開になっているからではないか
弟と兄嫁との関係や兄と弟の関係などに絞ってもっと深く追求する脚本であれば、もっと見ごたえのある映画になったのではないかと思う
そんななかで、兄弟と妻を演じた三人の俳優の印象は強烈であった
兄はスパイダーマンに出ている俳優であるが、この映画で今回本年度のグローブ賞にノミネートされた
弟は「ブロークバック・マウンテン」に出た俳優で独特の目つきをして観客の心を掴む
妻を演じた俳優も素晴らしい
少し重たい映画であるが、観て損は無い映画である