技術系 短期大学でのカウンセリング:生涯学習ノート
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学校が○○県○○市にある学校を目指して仙台のAさんの車に便乗して6時半スタート
Aさんとしゃべくりあううちに9時前に学校に到着
10:00から17:10までカウンセラー1人で5人から6人の受講生のカウンセリングを行う
各部屋に分かれてスタート
この学校は学生数1学年60名くらいの学生数で制御機械科と電子情報化と国際経営科の3つの科に分かれている
午前中は制御科と電子情報化の学生3人ずつ
昼食後、2つの科の先生達とミーティング
午後からは国際経営科の学生3人ずつ
終了後午前と同様国際経営科の先生とミーティング
当校の就職状況は厳しく卒業予定者60名くらいのうちまだ3割くらいしか内定を貰っておらず現在の求人も少ない
来る求人も学生が希望するような会社や職種はさらに少なくなっていきそうである
そういう中で50分の中でカウンセリングの成果として学生に何を残せればいいのかなと考えてみた
できるだけ自分と真剣に向きあってもらう
自分を肯定的に見直してもらう
自分の潜在能力にも思いを馳せてもらう
素の自分について自分の言葉で語ってもらう
ことを中心にして問いを投げ続けてみることにした
こちらは語らず、学生が語るカウンセリングにすることを心がける
終了後、「カウンセリングを受けてよかった!」と思えるようなカウンセリングにしようと思いながらカウンセリングに臨んだ
各人が書いてきた就職活動に関する情報と今日のカウンセリングに期待することを頼りにしながら、直感的に質問を繰り出していく
学生達は素直で真面目である
投げかけた問いに一生懸命に考えて答えようとする
答える内容はまとまっておらず、語り方もとつとつとして不器用であるが、自分で考えたことを自分の言葉で語ろうとしてくれる
その答えのなかに「ぴかりと光る」ものが混じる
それを捉えて認めて褒めて、さらに質問を重ねてみる
やっているうちに、カウンセリングはライブのようなものではないかと思った
奏者と観客が共同で場の雰囲気をつくり、奏者はさらにいい演奏をしていく
あるいはモデルとカメラマンのようなものではないかとも思った
モデルが見せるイイ表情を見逃さないでそこをフォーカスしていく
どんどん褒めていくとさらにイイ表情を見せていく
50分のなかでの就職支援カウンセリングで多くのものは残せない
カウンセリングを受けて「自分もやれそうな気がする、勇気がわいてきた」と思ってもらええればいいのではないかと思う
学校側も先生たちも、学生の就職に関して熱心に取り組んでいる思いと状況が伝わってきて心強かった
1学科20名くらいの学生数なので先生の目も行き届いている
今日のカウンセリングを活かして更なる支援を継続してくれることが期待できそうである
最後のミーティングが終わったのは6時ころ
仙台の自宅に着いたのは8時半ころ
帰りの車中もAさんと休みなくしゃべくりあう
6時半から8時半まで良く語った1日であった
夏ばて気分もどこかへ置き忘れてきてしまった