MRI検査に基づく診断と治療方法ーその2−:生涯学習ノート
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MRI検査に基づく診断と治療方法ーその2−
月曜日MRIに基づく診断と治療方針を受けたあと、火曜日の朝一番女房と一緒に主治医に面談を求めて出かけた
月曜日の夕方主治医に電話でアポイントを取っていたのだ
限られた時間での面談なので、効きたい項目を下記のようにまとめ、女房と主治医の分も含めて3枚コピーした
1、ジェムサールを使用する
メリット
デメリット
2、手術以外の治療方法
例
・肝動脈塞栓術
・肝動脈内注入化学療法
・エタノール注入療法
・マイクロ波凝固療法
・ラジオ波熱凝固療法
・凍結融解死療法
・ (免疫療法 海老名卓三郎先生 BAK療法)
3、手術をする
・右下下部 4,5センチ 一つだけ すい臓がんと同じような手術
(がん増殖のスピード、今後の予想
・手術で得られる成果と治癒の確率
・がん切除 切除後の治療方針 (自助努力)
・予想されるリスク
・手術に要する推定時間
・術後のケア
・予想入院日数
・術後のフォロー 抗がん剤 定期診察日
4、手術に関する具体的スケジュール
・手術予定日 希望 9月27日〜30日 (10月27日から活動したい)
・入院予定日
以上
1番は除外して2番から質問していったが、主治医は丁寧に答えてくれた
答えの中の主なものは
2の手術以外の治療方法の肝動脈閉塞術などであるが、この術は肝臓に原発した肝臓がんには効果があるが、すい臓が原発で肝臓に転移したがんには細胞が硬くなっているとかで不適当であり、がんの4.5センチの大きさもこの術には無理となっている
3の手術をする、というところでは右下の端にあり切り取りやすいところにあるので取りきれる。怖いのはその後に目に見なかった小さながん細胞が残って多きくがんをなっていく可能性があるということ
切り取ったがんの組織解剖をするのに1ヶ月かかる
結果としてすい臓からの転猪がんなのか、どのような性質のがんなのかが判明するので
それから術後の治療方針を決めるのだそうだ
次の抗がん剤であるジェムサールの使用も当然検討の対象になる
今でもそうであるが、治療に関しては科としてのカンファレンスで科の全員の医師の話し合いで決めていく仕組みになっているのだそうだ
皆で決めていくことは、見た目にはいいが、責任の所在が不明確になると同時に新たな治療の選択は難しいのではないかとも思ったりした
手術のリスクについてはすい臓がんの手術とおなじくらいのリスクを背負うとのこと
10時間くらいの手術と2週間くらいの入院が見込まれる
すい臓がんの手術はきつかったが、乗り切った経験が家族をふくめてある
大丈夫また乗り切っていけるだろうと思う
手術をせず、ジェムサールもあてにできないとすれば、残された治療は自然治癒力に頼って自力でやるしかない
そういう選択肢も十分ありうるが、がんの増殖のスピードを考えると不安になる
病院側としても手術後のがんの散らばりが不安材料になっていることは主治医の話の端はしから聞き取れる
病院側としても新たな治療ということで挑戦してみるというのが本音のところであろう
そういう中で主治医が「自分達も最善の手術になるように臨む」と言うようなことを口にしだした
その言葉を聞いて手術に踏み切ろうと思った
手術を申し入れた
女房はコピーを見ながらじっと聞いていたが、主治医が気を利かせて「なにか質問はないですか?」と声をかけてくれた
すると女房は「輸血があるのでしょうか」と聞いてくれた
女房も同席してみて手術への賛同と、覚悟をしてくれたようである
手術の成功と術後にがんを散らさない、ということを願って毎日を過ごすこととする
2010.09.08:Copyright (C)
年だからでなく年がいもなく
近況拝見、敬服するのみ
貴兄らしい決断に敬意を表します。何よりも公開されていく勇気に感服します。今日よりは明日、それを目指して歩む人生に幸あれと祈ります。何もしてあげられないことを申し訳なく思います。何なりとお申し付けください。虫の知らせでしょうか、数日前、娘が貴兄の近況を問い合わせて来ました。奥様によろしくお伝えください。
2010.09.08:丹羽武正 [
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ありがとうございます
ご無沙汰しております
ブログ開いていただきましてありがとうございました
お嬢さんもお元気でやっておられることと存じますがよろしくお伝えください
手術を選択しましたが、手術のダメージで新しく小さながんが飛び散るリスクを抱えています
そうならないことを祈ると同時に、積極的に手術に臨むことによって免疫力を落とさないようにしていくつもりです
自分の選択を信じてやってみます
2010.09.09:長山 [
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ご無沙汰しております
ご無沙汰しております。
ブログ、拝見しました。
楽観視できるものではないと思いますが、「大丈夫」と信じることで前に進むしかないのかなぁ…と、思います。
今年に入り、家族にガンが見つかり、みんなで乗り切るべく頑張っています。
「いっぱい笑おうね」が合言葉になっています。
2010.09.09:やまぐち [
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がんは治る
と信じることが一番大事なような気がしております
ただその前にがんについて多少の学習はやっておいたほうがいいですね
医者の言うことを盲信しないよう
治療の選択は自分で決めていかなくてなりませんから
「いっぱい笑おうね」はいいですね
笑う振りをしていくだけでも免疫力はあがるのだそうです
一昨日は三遊亭小遊三ほか数人の落語を聞いてきました
笑っていきましょう
2010.09.10:長朗 [
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その強さが好きです
昔君が古い体育館の隅で、汗だくになりながら黙々とバーベルを上げていた姿が目に浮かびます。筋骨隆々の逞しい体の中に秘めた深い洞察力を感じさせる強い目の輝きが印象的でした。その頃に培われた強靭さが、今のあなたの心の強さになっているのだと思います。絶対に負けないという強い信念がマクロファージやNK細胞を強靭なものにしていくことでしょう。あなたが言うように、笑顔を忘れず、これまでのように奥様と静かに普段の生活を楽しむことが一番の治療法と信じます。まずは手術が先です。決断本当に嬉しいです。大手術にもあなたの体は必ず耐えられるでしょう。成功を心から祈っております。
2010.09.10:菊地 和彦 [
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懐かしいお話ですね
70歳になってのがん対応の話のなかに山大時代のウエイトリフテングの話がでてくるとは・・・・びっくり、うれしい、ですね
10月3日の貴兄の発表会には女房は行きたいといっております
行かせたいと思っています・・・看護疲れをとるためにも
2時前に店に入れるようにすればいいのかな
都合よければ息子夫婦も一緒させたいと思っております
昨晩多賀城文化センターで柴田3兄妹のコンサートを女房と一緒に聞きに行きました
結構毎日楽しく過ごしております
手術時に体調がピークになるように、心がけていきます
笑ってね
2010.09.10:長山 [
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月曜日の夕方主治医に電話でアポイントを取っていたのだ
限られた時間での面談なので、効きたい項目を下記のようにまとめ、女房と主治医の分も含めて3枚コピーした
1、ジェムサールを使用する
メリット
デメリット
2、手術以外の治療方法
例
・肝動脈塞栓術
・肝動脈内注入化学療法
・エタノール注入療法
・マイクロ波凝固療法
・ラジオ波熱凝固療法
・凍結融解死療法
・ (免疫療法 海老名卓三郎先生 BAK療法)
3、手術をする
・右下下部 4,5センチ 一つだけ すい臓がんと同じような手術
(がん増殖のスピード、今後の予想
・手術で得られる成果と治癒の確率
・がん切除 切除後の治療方針 (自助努力)
・予想されるリスク
・手術に要する推定時間
・術後のケア
・予想入院日数
・術後のフォロー 抗がん剤 定期診察日
4、手術に関する具体的スケジュール
・手術予定日 希望 9月27日〜30日 (10月27日から活動したい)
・入院予定日
以上
1番は除外して2番から質問していったが、主治医は丁寧に答えてくれた
答えの中の主なものは
2の手術以外の治療方法の肝動脈閉塞術などであるが、この術は肝臓に原発した肝臓がんには効果があるが、すい臓が原発で肝臓に転移したがんには細胞が硬くなっているとかで不適当であり、がんの4.5センチの大きさもこの術には無理となっている
3の手術をする、というところでは右下の端にあり切り取りやすいところにあるので取りきれる。怖いのはその後に目に見なかった小さながん細胞が残って多きくがんをなっていく可能性があるということ
切り取ったがんの組織解剖をするのに1ヶ月かかる
結果としてすい臓からの転猪がんなのか、どのような性質のがんなのかが判明するので
それから術後の治療方針を決めるのだそうだ
次の抗がん剤であるジェムサールの使用も当然検討の対象になる
今でもそうであるが、治療に関しては科としてのカンファレンスで科の全員の医師の話し合いで決めていく仕組みになっているのだそうだ
皆で決めていくことは、見た目にはいいが、責任の所在が不明確になると同時に新たな治療の選択は難しいのではないかとも思ったりした
手術のリスクについてはすい臓がんの手術とおなじくらいのリスクを背負うとのこと
10時間くらいの手術と2週間くらいの入院が見込まれる
すい臓がんの手術はきつかったが、乗り切った経験が家族をふくめてある
大丈夫また乗り切っていけるだろうと思う
手術をせず、ジェムサールもあてにできないとすれば、残された治療は自然治癒力に頼って自力でやるしかない
そういう選択肢も十分ありうるが、がんの増殖のスピードを考えると不安になる
病院側としても手術後のがんの散らばりが不安材料になっていることは主治医の話の端はしから聞き取れる
病院側としても新たな治療ということで挑戦してみるというのが本音のところであろう
そういう中で主治医が「自分達も最善の手術になるように臨む」と言うようなことを口にしだした
その言葉を聞いて手術に踏み切ろうと思った
手術を申し入れた
女房はコピーを見ながらじっと聞いていたが、主治医が気を利かせて「なにか質問はないですか?」と声をかけてくれた
すると女房は「輸血があるのでしょうか」と聞いてくれた
女房も同席してみて手術への賛同と、覚悟をしてくれたようである
手術の成功と術後にがんを散らさない、ということを願って毎日を過ごすこととする